2019/08/22(木)15:00
【アルメニア】修復中のエチミアジン大聖堂 ~ゲガルド修道院 ~エレヴァンのカスケード ~帰国
首都エレヴァンの西20kmにある
聖グレゴリウスによって
301年~303年に建設された
世界最古の教会、エチミアジン大聖堂
2000年に世界遺産に登録されています
エントランスの↑十字↑を挟んで
右側が聖グレゴリウス
左側がティリダテス3世なんですが
もちろんコチラは新しく造られたもの
エントランスの裏側はこんな感じ
アルメニア王ティリダテス3世は
もともとはキリスト教を弾圧していて
先ほど訪れたホルビラップ修道院に
伝道者である聖グレゴリウスを幽閉し
そしてその後キリスト教に改宗し
301年にキリスト教を国教としたお方
です …復習何回目?(≧□≦)
エントランスを入ると公園?のように
なっていて、ねむの木の並木道には
たくさんのハチュカルが…
アルメニア使徒教会の総本山にして
カトリックの法王庁にあたる大司教座
カトリコスの所在地、エチミアジン大聖堂
ねむの木だけじゃなくむくげも満開!
エチミアジンとは「キリストの降臨」
という意味なんだそう
広い敷地には神学校も
文書館などもあって
大聖堂になかなかたどり着かない…
1915~1917年に起こった
アルメニア人のジェノサイド(大虐殺)の
慰霊碑(ハチュカル)
50年後の1965年に建設されたそう
第一次大戦時にオスマン帝国の
少数民族であったアルメニア人の多くが
東トルコからイラク、シリア方面へ追われ
また現在のアルメニアに強制移住させられた
過程で100万人単位で犠牲者が
発生したのではと言われている事件
このジェノサイドを題材にした映画
「消えた声がその名を呼ぶ」もあります
ようやく到着した大聖堂は…
絶賛修復中(>_