あしたの風

2022/08/29(月)10:57

『時を旅する』百段階段は”昭和の竜宮城”とも”美の殿堂”とも@ホテル雅叙園東京

恵比寿・目黒・祐天寺(10)

この日は都内でゴージャスなホテルライフデー 前は目黒雅叙園と言っていた雅叙園東京 細川力蔵が芝浦の自宅を改造して創業した高級料亭を 1931年に庶民も気軽に入れるようにと目黒につくったところ 料理だけじゃなくお客様に目でも楽しんでいただきたい…と 芸術家たちに壁画や天井画、彫刻など装飾させたのです… 豪華絢爛な東洋一の美術の殿堂は 本当に博物館のようなホテル 庭には滝まで… 雅だわ 伺ったときはちょうど成人式 お着物が映えるったら 2001年に国の登録有形文化財に登録され 東京都指定有形文化財でもある「百段階段」 通常1000円ですが、宿泊客は50%オフ 黒漆に蝶貝をはめ込んだ螺鈿のエレベータ 中も豪華絢爛ったら… そして巨大ったら… 70人乗りだったけか 「百段階段」とは通称で 1935年に建てられた旧目黒雅叙園の3号館で 雅叙園の現存する唯一の木造建築 ちなみに百段階段は100段ではなく実際は99段 階段は厚さ約5cmのケヤキ板を使用 階段の途中にある部屋は7部屋 荒木十畝の描くもっとも格式の高い「じっぽの間」 黒漆の螺鈿細工が見られる重厚な造りのお部屋よね 天井には前室に8面、本間に15面の襖仕立ての鏡面に 四季の花鳥画が描かれています 尾竹竹坡による漁樵の間(トップ写真) 室内すべて純金箔、純金泥、純金砂子で仕上げられ 彩色木彫と日本画に囲まれた絢爛豪華な間 礒部草丘による草急の間はお茶店になっていました 障子建具は手の込んだ面腰組子… 四季草花絵の描かれた天井画は木蓮なども 橋本静水による静水の間は 奥の間の床柱は黄檗丸洗 欄間と格子がきれいだわ 板倉星光による星光の間は円卓が・・・ シルエットがリアルでちょっとびっくりした 美人画の大家、鏑木清方が造った茶室風の間 どこも趣が違っていて… でもみんな花鳥風月な感じで豪華だけれど 落ち着く空間が演出されていました いや~都内にこんなトコあるなんてすごいわ ホテル雅叙園東京 東京都目黒区下目黒1-8-1 Instagram はこちら(^^♪ ☆★ブログランキングに参加しています★☆ 一日一回ポチッと応援クリックよろしくお願いします こちらもよろしくね メッセージは こちらからお願いします

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