ダイエット その182
動脈硬化を直すために週末は2万歩というルーティーンである。 やり方としては次の手順だ。 昼飯を食わずに、1万歩以上歩く。 まず血中糖分を使い切り、血中脂肪が燃料に変わる。それも足りなくなると、肝臓がエネルギーとして脂肪を排出し始める。 肝臓からの栄養を使うことで、体は動かせるが、肝臓だけでなく、筋肉中のグリコーゲンも、皮下脂肪や内臓脂肪もエネルギーとして使われる。 基本的に食べないダイエットとここまでは理屈は同じである。 このままだと、体重は減るが、体脂肪率は横ばいとなる。 運動によってこれを達成した体の筋肉は超回復の作用がある。 ゆえに筋肉の量が、使った部分は若干増えるのである。 こうして体脂肪率を落としていく。 そうそう、動脈硬化だが、肝臓はエネルギー提供の後、運動が終わると、エネルギー(脂肪)の回収に入る。その際、HDLコレステロールが血管内壁にこびりついた脂肪を引き剥がして肝臓に持って行ってくれる。 だからこれを繰り返せば、血管内壁の脂肪が取れて、動脈硬化が直るはずなのである。 後は、やりぬくだけだ。