テーマ:高齢者介護・・・・。(208)
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以前「患者に声掛けをするための工夫」で、「重度の意識障害で寝たきりの母親も聴覚はあるようなので、手足の運動をする時は声を掛けながら行っている。」という記事を書きました。 首や背中のマッサージの時には声掛けではなく、本人が好きだった歌をICレコーダーから流しています。 イヤホンの一方を母親の耳に入れて、もう一方は私が聴きながらマッサージします。 どうしてそんなことをするのかというと・・・・ そう、曲に合わせて手拍子などをする要領で、曲に合わせてマッサージをします。 最初から最後まで同じリズムではなく、曲の進行に連れて変化を付けます。 揉む強さも揉み方も、曲の雰囲気に合わせて、本人が聴いてそう反応するだろうと思われるような流れにします。 もちろん本人に確認しているわけではないので、私の感覚でしかないのですが、それでも効果が感じられます。 重度の意識障害で寝たきりなのですが、そうすることによって明らかに表情が変わるのです。 話すことも、目を開けることも、体を動かすこともできませんが、表情を見ていると音楽とマッサージを楽しんでいることが良く分かります。 人生を楽しむ、その楽しみ方って何なんだろうと、考えさせられるこの頃です・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.04.01 21:54:09
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