2006/06/25(日)11:38
プチ自立
新橋・汐留(しおどめ)エリアに娘と二人で出かけた。
このエリアは二度目だが、前回は雨が降っていたのでゆっくり
できなかった。
昨日は汐留シティセンターの広場みたいになっているところを
しばらく探検した。
電通ビルのエレベーターがそこから見えるのだが、
あまりの数の多さと速さに娘はびっくりしている。
しかし私がびっくりしたのは、娘の行動。
娘はどこに出かけるにも私と手を繋ぎたがる。
ずっと小さい頃からなので、一人でパーッとどこかに走って行って
しまうなんてことはまったくなく、いつもお出かけはラクだった。
確か前回ここに来た時もそんな感じだった。
が、昨日は違った。
どこでも手を繋がないばかりか、
エスカレーターは一人でどんどん進んでいくし、
広場では、あちこちをうろうろ歩きまわっている。
昔の片鱗としては、私の見える範囲でということ。
娘が自立しようとしている。
小学生になるというのはこういうことか、と実感した。
成長は喜ばしいがちょっと寂しかったりして。
そして帰り道、駅のホームで。
「お母さん『拙者』って何?」
唐突な質問だ。
「昔の人が自分のことをそう呼んだりしてたみたいだけど。ギター侍なんかも
言ってるでしょ。」
「2番線に拙者が参ります。って言ってるよ。」
それは『電車』。
まだまだこういうところは幼い。