カテゴリ:日々のつぶやき
田舎の子、都会の子という理由からだけではなく
地域性もあるかもしれないが、 長男の同級生を見ていていつも偉いなと思うのは、 考え方はドライだけど、みんなでよってたかっていじめをしない、 ということ。 例えば、一人が誰かを攻撃し始めたら、それに追随する子よりも先に ストッパーとなる子が現れる。 「そういうこと言うのやめようよ。くだらないから。」 くだらないから、っていうのがドライだけども よってたかって陰湿ないじめが始まることに比べれば、 これくらいが良いのかもしれない。 学校の方針もあるだろうが、 個々の長所を素直に褒められる雰囲気がある。 一方私の育ったところでは、いじめは陰湿だった。 良くも悪くもみんなと違うというだけで、ターゲットになったりした。 そういうのを知っているので、ランドセル選びなど長男の時は 無難に、と思ったものだが杞憂に終わった。 女の子が黒や青を背負っても、男の子が紫やピンクを背負っても いじめられるなんてことはないのだ。 そういう色が好きな子、として捉えられるだけ。 私の時代がそうだったのか、とも思ったが 転勤を繰り返しているママ仲間からの話だと、 田舎に行けばやはり無難な色を選んだ方がいいと言う。 田舎の大人社会でも、異質な存在は白い目で見るようなとこあるから 無理もないか。 都会の無関心は良い意味では、 誰がどうあろうととやかく言う筋合いはない、 ということでもあるのか。 「あんたの学校は一人だけ違うようなことをして浮いたって いじめられないから幸せだよ。」 そんな真面目な話を長男にしていたら、 「浮くってプールでだるま浮きする子?」 といつもの娘のマジボケが飛び出し、 長男と私は想像して笑い転げ、話が頓挫した。 世の中の酸いも甘いも知らない娘。 いつまでもこうあって欲しいが、きっとそんなわけない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 29, 2006 09:37:29 AM
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