カテゴリ:日々のつぶやき
娘が雑誌の付録を作るのに苦労していた。
「お母さん~、作って~。」 あー、イヤかも。特に途中からのってやる気が出ない。 長男に振ってみる。 「えー。お母さん作ってあげなよ。」 「アルバイトしない?」 「へ?するする。いくら?」 「100円。」 ちょっと高い気もしたが、私の疲労度からすればこれでやってくれるなら 安いものだ。 「いいよ。やるよ。やりますとも。いや、やらせて下さい!」 飛びついたはいいものの、そこは不器用な長男のこと。 そのうち紙質が悪いだの、説明書が親切じゃないだの、 自分の腕を棚にあげて責任転嫁を始めた。 「完璧に作って100円だからね。」 「わかってるよ。やりますよ。」 と言いつつ、途中助けてやらねばならない局面があった。 「50円の出来かなあ。」 「ええ!?この不器用な僕が頑張ったんだよ?」 なんだ自覚はあるのか。 まあ、かなり助かったので、アルバイト料を支払う。 その後、娘が持っていたチュッパチャップスを欲しがった。 娘はいつもと違って、というか2つ同じのを持っていたので 「いいよ、付録作ってくれたからあげるよ。」と 気前が良い。 おそらく長男もすんなりもらえるとは思ってなかったらしく、 大喜びでほうばった瞬間、 「お母さんからもらった100円返してね。」 「ええ~っ!?」 大喜びが一転、糠喜びへ。 長男の私を見る目が、 捨てられた小犬のようだった(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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