Home town～今日は何を作ろうかな～

長男が「制服、ポロシャツにしたいんだけどうちにない？」と言い出した。
長男の学校では、ＹシャツでもポロシャツでＯＫ。

「あるけどぉ・・・？」

「よっしゃ！明日からそれ着てく。」

「あのさー、私が買った時なんて言った？『俺着ないから。買ったの無駄！』
って言わなかったっけ？で、私が『どうせ妹ちゃん同じ学校だし、
そん時までとっとくからいいよ。』って言わなかったっけ？」

「え、そうだっけ？」

とぼけるでない。そうだったのだ。

「で、その前に、『夏は暑いからシャツよりポロの方が気持ちいいよ。
下着も着なくて済むのに。』とかなりプッシュしたけど絶対着ないって
言い張ったよね。」

「・・・ええ？」

「というわけで、これを着る権利は妹ちゃんだから。あんたは、だめー！」
と意地悪してみる。これくらいはやらせてもらうぞ。

「そんなあ！」

「大体、なんで拒否ってたのに今頃着る気になったの？」

「え？だってＡとかＢとか着てて、涼しそうだなあ、って・・・。」

「それは私も言ったっつーの！」

「もしかして、下着も着なくていいの？」

「そりゃ透けないからね。そのものが汗も吸うし。」

全て過去に説明済みなのだが、
長男が興味ない話をいかに聞いてないかがよーくわかった。

そして、「超気持ちいい～♪」と朝から上機嫌。

着ない時を予測して二枚しか用意しておらず、
「あ、もう１枚追加しといて！」と言って出て行ったのだった。

現金な奴め。