2011/09/03(土)07:00
ASPIRE 8940Gの電源ダウン対策(2) ダイソーで作る自作冷却台
→関連記事:ASPIRE 8940Gの電源ダウン対策(1) パソコンの冷却台
デスクノートASIPRE 8940Gの放熱対策は、今までも何もやっていないわけではない。
木製のデスクの上においているのだが、直接置くと、さすがに放熱が悪いと思い、ダイソーで買ったメタルラック用の45cm×25cmの棚部品(315円)を、パソコン台として間に挟んで、机とパソコンの間に空間を作り、放熱がしやすいように設置している。
それでも、7月以降、熱によるダウンが発生しているのだから、製品の放熱設計として問題があるのは間違いない。
とっかかりとして、今のメタルラックのパソコン台を生かして、さらに放熱効果を高める改良はできないものか?
ダイソーを歩きながら考えていたら、いいアイデアを思いつき、実行してみることにした。
まず、今使っているメタルラックの棚部品(315円)を、もう一つ購入。
棚部品には、写真のように4本の脚に、黒いプラスチックのパーツを介して、重ねて展示されている。このプラスチックパーツは、棚を作る際に使用するものではなく、単に展示用に棚部品を重ねて置くために付いているもので、通常、棚を作る際は、捨てるものである。
今回は、このパーツを捨てずに、付いた状態で購入する。
そして、キッチン用品売り場で見つけたこの保冷バッグ(105円)を2個購入。
保冷バッグというと、柔らかいビニールパックに入ったものが多いが、これは、硬いプラスチックケースに入っていて、薄型で形が崩れない。
購入したものは500gの保冷材が入っていて、表記によれば、食品冷却用に使う場合だろうが、12時間冷凍庫で冷凍すれば、9時間持つという。
結構長持ちそうなので、これを使ってみる。
買ってきたものを組み立てよう。
まず、今までパソコン台として使っていた棚部品の脚に、展示用のプラスチック部品(写真の赤丸部分)をボンドで接着する。
そして、プラスチック部品を介して、追加で買った棚部品を上に重ねる。ここは、接着せず、ただ上に置くだけとする。
このとき、下側の棚部品は、棚板が下側を向くように、通常の棚とは反対側に向けて置き、上側の棚部品は、棚板が上を向くように、通常の棚と同じように向けて重ねるのがポイントだ。
すると、棚板の間に、4cmぐらいの空間ができる。
ここに、冷蔵庫で冷やした保冷バッグを入れて、パソコンを上に乗せ、使用するのだ。
保冷バッグの位置は、ASIPRE 8940Gで一番熱を持つ場所に合わせ、左下に寄せて置く。
これで、パソコンは、保冷材で冷却された空気を下から吸い込み、横に排気する形になるだろう。
さて、これで、どの程度、冷却効果があるのか?
保冷材は、どの程度長持ちするのか?
文章が長くなったので、のちほど結果を報告したい。