カテゴリ:乗り物
昨年6月に購入したサイバーナビの新製品が発表された。 パイオニア、渋滞画像を共有可能となった新型「サイバーナビ AVIC-ZH0009HUD」など発表会 / 「スマートループ アイ」で渋滞履歴も閲覧可能に。ハード・ソフトを変更しレスポンスを改善 - Car Watch 今回は、AR HUDに関してはマイナーチェンジに留まり、「スマートループ」という通信サービスの高度化に力を入れた新製品のようだ。 まず、「スマートループ アイ」という新機能は、全国の高速道路施設や交通量の多い交差点周辺、人気施設の駐車場付近など、合計5000個所のあらかじめ設定したスポットを通過すると前方の風景を撮影してサーバにアップロードされ、後に通過する新型サイバーナビユーザーに配信されるデータ共有サービスだ。 画像加工はプライバシー保護の観点などからナンバーなどが自動で消されるようになっており、配信タイムラグは5分程度とのこと。 また、このため、クルーズスカウター用のカメラがメガピクセル化(約100万画素)された。 また、サーバーを介した音声検索サービスが利用できるようになった。処理能力の限られるナビ本体の音声認識より、発声の自由度も高く、認識精度も高いらしい。 ARスカウターモードにおいては、映像解析機能を向上して、信号機のない横断歩道を検知してイラストと効果音で通知する「横断歩道予告検知表示」を新たに搭載したそうだ。 一方、AR HUDの表示方法も改善され、現在時刻なども表示され、取り付け冶具も対応車種が広がるよう改善されたらしい。 また、HDMI入力端子が追加され、Androidスマフォを繋いで、スマフォアプリをナビ画面に表示しながら、Bluetoothを介してスマフォをタッチ操作できる「Linkwithモード」に対応した。このモードではマルチタッチ可能だそうなので、タッチパネル自体が、感圧式から静電方式に変更されたようだ。 メモリカードスロットは、新たに128GBまでのSDXCメモリーカードに対応したが、再生出来る動画や音楽の仕様には変更はない。しかも、SDXCが読み書きできるのはナビ本体のスロットのみ。 クルーズスカウターユニットは、従来通りSDHCにしか対応しない。どちらかというと、ドライブレコーダーがより長時間録画ができるし、メモリカードの寿命も伸びるしで、こちらをSDXC対応したほうが圧倒的に嬉しいのだが、片手落ちだな。 また、録画解像度も最大VGAのままのようで、カメラ自体が100万画素にアップしているのに、それは生かされていないのも残念。 現行機種ユーザーとしては、残念なことに、新型サイバーナビではハード・ソフトともに一新され、カメラも高画素化されているため、2012年以前のサイバーナビではバージョンアップを行っても、新機能「スマートループ アイ」は使うことができないそうだ。 これは、高画素となったクルーズスカウターユニットのカメラの情報を処理する能力の問題とのことだ。 一方、新しいAR HUDは、旧機種でも利用可能とのこと。 操作レスポンスも改善されているようだが、「ハードウェア・ソフトウェアの変更による」と書かれているので、旧機種での性能向上はあまり期待できないだろう。 また、地図は、圏央道「海老名IC~相模原愛川IC」「東金JCT~木更津東IC」などに対応した2013年度第1版を搭載するが、これは旧機種でも、新製品発売と同時に配信されることだろう。 なお、「旧機種をバージョンアップしても、スマートループアイは使えない」と書かれているが、逆に言うと、他の機能については、搭載される可能性はあるようにも読めるので、微かに期待したい。 昨年モデルを持っている身としては、サーバーを介した音声検索サービスや、横断歩道予告検知表示ぐらいは、対応してくれると嬉しいのだが。
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最終更新日
2013年05月13日 00時06分59秒
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