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今日、昨日取材した心理学の原稿をまとめていました。
明日会議に出すためのものなのですが、やはり心理学というものは ひとつのトークの題材としては面白いものです。 恋愛に関してのものは、特にうなずけるものがたくさんあり、仕事 を忘れて、資料を読みふけってしまいました。 なかでも面白かったのが、恋愛のつり橋効果という人の心理。 自分の経験と照らし合わせも、その法則はあまりにしっくりと来る ものだったのです。 人は、つり橋の上にいるような不安感、恐怖感を感じるところで、 異性を感じると、深く恋に落ちる。 間違いなくそれは言えると思いました。 運動をしている訳ではないのに心臓がドキドキと高鳴る、この体の 変化は、恋をしたときにも同じ状況が起こります。 普通の状態では、その異性に感じるドキドキは少しのものでも、そ こに不安、緊張、恐怖のドキドキが加わる事で、恋のトキメキが、 異常に大きいものであると脳が判断し、ホルモンをより多く分泌し てしまうというのです。 たしかに、不倫やばれてはいけない相手との恋愛は、緊張と不安が 加わる事で異常に盛り上がるものですし、大きな仕事のプロジェク トを任されているときの恋愛は、より深いものとなります。 医学的に言うと、交感神経が働いているとき、動物は交尾をしよう という意識が働き、そういうホルモンが分泌されるそうなのです。 よく、カップルが、野外で誰かに見られるかもしれないところで興 奮し燃え上がるといいますが、それも不安と緊張が性的な欲求をよ り掻き立てるのだと思います。 おそらく男女は、ドキドキする交感神経の働いている状態で恋に落 ち、安定した副交感神経の働いているときに、冷めるか、パートナ ーシップを結ぶのだと思います。 顔も見た事もない、メル友と会って恋に落ちるのも顔が見えない人 とメールのやりとりをしている不安、初対面の人と二人きりで会う という緊張感がそうさせるのかも知れません。 レーサー、格闘家、スポーツ選手が、恋愛に貪欲なのも、普通の人 以上に緊張、不安、恐怖があるからだといえるのだと思います。 この効果は、恋をするためにつり橋へ行こうという恋への奨励よう にも思えますが、逆にとれば、恋愛はひとつの心理的な現象であ り、それが自分の人生を変えるような出会いであるかどうかは、し っかりと見極める必要があるといえるようにも思えます。 改めて、恋愛の深さを感じました。そんな錯覚からでも始まる恋愛 で、人は人生を豊かにしたり、逆にぶち壊してしまったりもするの ですから・・・・・ 考えてみると、恋そのものが、ドキドキという素敵な気持を味合う ために危険なつり橋を渡るという行為に他ならないのかも知れませ んね・・・・ でも恋は止められないです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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