カテゴリ:その他日記
今日、LECに行ってきました。
理由は司法書士を目指すべきか、現行を続けるべきか、はたまたローに行くべきかを判断したかったからです。 そこで、司法書士講座の受講相談ということで話を聞きました。 そこでの今日の話の内容を書いてみようと思います。 1、論文発表後の動向 論文発表後の動向としては、司法書士、ロースクール対策の申し込みが多く、後期A型答練の申し込みは少なく、後期A型答練を申し込みした人があわせてロースクール対策の申し込みをしているケースが多い。 2、司法書士の試験 (A)改正 商法改正で、商法(会社法)と商業登記法については今までの資料はほとんど使えない。 また、昨年不動産登記法が大きく改正された(100年ぶりらしい)。 このことから、次の司法書士試験の対策は非常に難しい。 ただ、ベテランと新人との差がなくなるので、今から始める人には有利に働く可能性がある。 (B)択一受験が生かせるか 司法試験受験生でも、司法書士の試験は難しい。 それは、司法書士の試験は非常に細かい知識が要求されるから。 司法試験と重複する民法でも6割とれるかとれないかだと思うとのこと。(合格には8割必要) また、不動産登記法、商業登記法の記述試験のための勉強が大変で、かつ改正への対応もあり難しい。 したがって、司法書士へ転向するなら、司法試験の勉強してきたというプライドみたいなのを捨て、がむしゃらに暗記することが必要。(理屈じゃなく、知識が重要ってことらしい) (C)合格率 合格率は低いが、受験資格がないので、お試し受験等戦いの土俵に上がっていない人がかなり多く、実質的な合格率は倍以上とのこと。 (D)今後の職域 司法書士業界は不動産に関する裁判についてまで地裁レベルの訴訟代理権を付与してもらえるように動いているので、140万までの簡易裁判のみならず、高額の裁判までできるようになる可能性がある。 3、ロースクール (A)不透明感 制度が手探り状態なので不透明感がある。 (B)将来の保証 3回しか受験できないので、将来の保障がされないという不安がある。 (C)法曹への道 現行試験は廃れ行く制度だから、法曹になりたいのなら、(A)(B)といった事情があっても、ロースクールに行くべき(法曹になれる可能性は高い。) 4、現行試験オンリー そういう道を選ぶ人もいるが、かなり少数派。 5、感想 ブログ仲間の動向を見ていると、ロースクールへの転向をする人のほうが少数派のように思えるのに、LECでは違うんだなって思いました。 営業として、今後廃れゆく現行を薦めず、書士かローへ導きたかったのかな? とはいえ、司法書士も甘くはないなという印象。 やはり、まずは過去問を解いてみるのが一番だと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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