カテゴリ:その他日記
そろそろ決断すべき時かなと思ってた矢先、父からうちの会計事務所の今後について話し合おうと言われました。
要するに、そろそろどうするか決めようと言うことです。 同じことを考えているもんですね。 株式公開の仕事もとりあえず一段落したこともあり、発表から一ヶ月ほどたったこともあり、潮時ですね。 うちの会計事務所は私と父だけが有資格者です。 事務所では弟夫婦も働いていますが、税理士等の資格は持っていません。 そんな中、父も還暦を向かえ、そろそろ体力的にも限界に近づいてきています。 「早く楽にさせてあげたい。」 そういう気持ちが私や弟夫婦の中にはあります。 今まで会計事務所のお客さんの信頼を得てきたのは父あっての事で、その信頼を父がいなくなっても維持していけるよう引継ぎをせねばなりません。 あと5年も若ければ選択肢は多かったと思いますが、私も34です。 ロースクールに行って、そのあと引き継ぎとなると、引継ぎが完了するのが40過ぎ。時代の流れは速いのに、「そんな悠長な!」って感じです。 「40にして惑わず」という言葉があるように、40になればしっかり地に足を着いていなければなりません。40にして新司法試験に苦戦している税理士先生にお客さんが付いて来ないですよね。 とすれば、この選択は消すべきでしょう。 かといって、現行司法試験をもう一年と言う選択もリスクが高い。自分の気持ちも奮い立たせねばならない。そんな気力は今のところ湧いてこない。 というか、その気持ちは自分で押さえつけているだけなのかもしれません。 主観と客観にギャップがあるのだから、一年やってもダメになる可能性が高い。なら、早めに見切りをつけるべきだという理性がもう一年やりたいという気持ちにブレーキをかけている。 そんな中、家内は「すべてK-Iの決断に従う」と言ってくれています。 こんなありがたい言葉はあるでしょうか? 私は心の中でうれし泣きしました。 家内の中にも、相当いろんな気持ちがあるはずです。 なのに、「すべてK-Iの決断に従う」。 ほんと、私には過ぎた妻です。 発表直後と違って、冷静になった今でも、上に書いたような葛藤があります。 でも、そろそろ決断すべき時です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 2, 2005 03:09:04 AM
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