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只今思案中

只今思案中

ねえやのお星様

<ねえやはかぐや姫>


おや、お嬢さん。
見つけてしまったのですね。

そう、阪堺電車は、ときどき銀河鉄道の臨時列車になるのですよ。
たまに一瞬あらわれる「星灯」の文字を見つける瞳をもったお嬢さんを、臨時列車にご招待しましょう。
先頭車両にある日、古い時刻表が忘れられていたならば、そこに発車時刻が……

                      (だあーっ) すぎな@妄想暴走中


ち:ねえ、ばあや~ねえやはお星様に行っちゃうの?
  僕もついていく~~

す:ぼっちゃま、ねえやがお星様をみているときは、ねえやの心はお空を旅しているのです。
  お邪魔してはだめですよ。

ち:ばあや、おしえてちょうだい。ねえやはかぐや姫じゃないの?
  夜になるとお星様やお月様ばかりみてるよ。
  ねえやがいなくなっちゃうのは嫌だ~~



す:ねえや、もう「かぐや姫」のご本は読まなくていいよ。
  ぼくもう自分で読めるし、それに、このご本を読むときのねえやは悲しそうなんだもの。
  そうだ、お母様に買っていただいた電車のご本をいっしょに見ようよ。
  ねえやは電車がすきでしょう。
  ぼく、大きくなったら電車の運転士さんになるんだ。
  そして、ねえやを毎日いちばん前に乗せてあげるね。
  (フミヲねえやにしか通用しないくどき文句である。)
  だから、だから……むにゃむにゃ。

寝つきのよいリュウぼっちゃまは、もう眠ってしまいましたとさ。


妄想劇場は、なんだか、「こんにゃく座」のオペラ「シグナルとシグナレス」(宮澤賢治原作)みたいだ(^_^;)。
(4人の人物+ナレーションを、2人の役者+ピアニストの3人で、奪い合いながらやるのです……。楽しい。)



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