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カテゴリ:ヨガ・健康
アーユルヴェーダ健康法の続きです。
2番目は「脈診」について。 古代インドでは、人の健康は、呼吸と脈を見て判断していたそうです。 なので、脈診術がとても進んでいたそうです。 西洋医学では、脈は手首の1箇所で拍数を測るだけですが、 アーユルヴェーダでは、手首の脈に3本の指(人差し指・中指・薬指)を そろえて当てます。 その3本の指に触れるそれぞれの脈の強さ、性質を感じることで、 さまざまな健康情報を読み取るのだそうです。 さらに、どの脈が強いかによって、体質・体調が3つに分かれます。 ちなみに、人差し指は「ヘビの脈」 中指は 「カエルの脈」 薬指は 「白鳥の脈」 というのだそうです。 私たちは、健康情報を読み取るまでは出来ませんが、 3本の指に当たる感触は、何とか分かります。 毎朝起きた時に、同じ姿勢で脈診を続けていくうちに、 この3つのパターンの違いに気がつくようになり、 毎日の自分の体調が読めるようになってくるそうです。 健康を維持するには「自分の体調を、自分で把握する」のが一番よいそうです。 病院で体調を見てもらえるのは、病院に行っている時だけ。 自分で体調が分かったら、24時間見ていられますよね。 実際、高血圧・脳卒中患者さんの多い地域で、家庭用血圧計を配り、 毎日測定してもらっただけで、 1年後から脳卒中が減ってきた(血圧が下がってきた)そうです。 自分で血圧が上がったことが分かれば、 すぐに血圧を下げる生活に切り替えられるからだそうです。 自分で自分の体調を知ることが、健康維持の秘訣というわけですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年06月13日 23時56分22秒
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