2007/08/29(水)23:02
無駄なことは
無駄なことは何一つない
よく言われることですが、本当かな?
無駄なことは、すごくたくさんあると思うけど。。
でも、やはり無駄なことは何もないと思います。
ただ、無駄だと思う自分がいるだけなのでは?
無駄かどうか、後にならないとわからない事がたくさんあります。
人間は、一瞬先のことも分かりません。
いえ、今起きていることだって、
100%了解できているかどうか、怪しいものです。
先日、NHKのスタジオパークという番組で、ゲストの檀れいさんが
(元宝塚のトップスターだそうです。ものすごく美人!)
「ご自分のことをどう思われますか」と聞かれて
「分かりません。自分の事が一番分からないのではないですか?」と
キラキラした目を一杯に見開いて、おっしゃっていました。
確かに、分かっているようでいて、一番分からないのが
自分かもしれません。
「私はだめな人間です」と言っている人が、
周りから見ると、ものすごくできる人、というのは、
決して珍しい話ではありません。
問題は、それを「いけない事」と判断する事ではないでしょうか?
別にだめでもいいではありませんか。
「自分はだめ」と思うことで、
周りとのバランスを取っているのかもしれません。
「何をやってもだめ」と思えても、
やった事で、確実に身についていくものがあるでしょう。
人間の体が、実にコンパクトに無駄なく組み立てられているように、
人間の感情や思いも、実にコンパクトに、無駄なくできていると感じます。
ただ、それが今の文化にちょっと合わない、奇妙な形で現れると、
その感情や思いは、ない方が良いと思ってしまうのでしょう。
でも、それだって、大切なその人の一部分。
だから、その思いや感情に感謝し、理解してあげるだけで、
悩みのかなりの部分はなくなります。
それが「自分を受け入れる」「自分を好きになる」事だと思います。
この作業を一人でやってみて
「もしかして思い違いかも?」「やっぱりだめかも?」と思った時は、
信頼する身近な人に、共感的に話を聞いてもらう事が、
とっても大切だと感じます。
今日も読んで頂いて、ありがとうございます♪