2008/02/04(月)00:41
アライグマの反抗期
最近「反抗期」が気になっています。
うちの子たちもお世話になった、親には辛い時期ですが、
子供が成長する途中で、どうしても通る関門のようなもの。
子供が成長する時、体は大きくなる一方ですが、
心は「自立したり甘えたり」を繰り返して大きくなるんだそうです。
赤ちゃんの時はお母さんにお世話をしてもらいますが、
この時に十分甘える事ができると、安心感が育っていきます。
そうすると今度は自由にやってみたいという意欲が湧き、
新しい自由な世界に飛び出してみます。ところがしばらくすると、
今度は不安な気持ちが起きてきます。
無理もないですね、まだ小さいんですから。そして、
それが強くなると、またお母さんの所に戻って、安心感をもらいます。
これを繰り返して、心が育っていくのだそうです。
(「子育てハッピーアドバイス」より)
ところで、人間に反抗期があるように、動物にも反抗期があるそうです。
例えば、アライグマは大人になって、独り立ちする時期になると、
それまでかわいがって世話をしてくれた親を、それこそ毛嫌いするようになり、
そこから出て行ってしまうんだそうです。
アライグマの反抗期は、そのまま自立に直結しているんですね。
野生の動物が親離れする時、「寂しくないのかな」と思っていたのですが、
そんな心配は無用なんですね。
そのお陰で、血のつながらないパートナーに出会う事ができますし、
種を守るための、本当に良くできた仕組みだと思います。
人間の反抗期(特に第2反抗期)も、親は本当に毛嫌いされたり、
全く言う事を聞いてもらえなくなったりして、辛くて寂しい毎日を
送らなくてはなりません。(私も3回経験しました。。)
そして、ここが人間のすごい所だと思うのですが、
いつか子供は大人になって(子供だってきっと辛いですよねぇ)、
今度はとても頼りになる仲間として、戻ってきてくれます。
それなら親は「反抗するようになるまで、よく育てたな。
これで子育ても一段落」と思って、その日を楽しみに待ちながら、
子供たちの成長を祝福しましょう。
今日も読んでくださって、ありがとうございます♪