カテゴリ:絵本・本のこと
『火よう日のごちそうはひきがえる』
児童図書館・文学の部屋―ひきがえるとんだ大冒険シリーズ ラッセル・エリクソン 文 評論社 1月に、長崎の童話館から、娘に届いた一冊だ。 図書館でみかけたことはあったのだけど、手にして読んだことはなかった。 早速、寝るときに一緒に読むことにした。 3晩にわけて読んだのだが、最後のところは、待ちきれなくて子どもたちが寝た後、こっそり読んでしまったくらい、ぐいぐいひきつけられるものがあった。 ひきがえると、ふくろうの友情の物語なのだが、他に出てくるネズミとのやり取りもとてもあったかい。 どきどきしながら、笑いあり、涙あり、最後はハッピーエンド。心が温まる一冊だった。 みるも一緒に楽しんでいた。ふたりとも、「いぼいぼ」という言葉に今、とても敏感だ。 ふくろうが、最初、ひきがえるのことを名前で呼ばずに、「いぼいぼ」と呼ぶので・・・。 先日、学級懇談会があって、ひょんなことから、絵本の話が出て、この本よかったという話をした。 そしたら先生が、よければ貸してくださいとおっしゃったので、子どもに持たせたら、その日から少しずつ読んでくだっさっているそうだ。みるが帰ってきて、とても嬉しそうに「今日ね、先生がね、いぼいぼ、読んでくれた!」といってニコニコだ。 先生に読んでもらって、友達といっしょに楽しむことも、とても嬉しいよね。よかったね。 とても気持ちのいい本だったので、今日はこの話ばかり(だけ)になってしまった。 お勧めの一冊です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[絵本・本のこと] カテゴリの最新記事
|
|