南包の風呂敷

2010/03/21(日)23:33

岩波文庫

本・読書(479)

「朝日、岩波、NHK」ってご存知ですか。 「巨人、大鵬、卵焼き」とは違います。「巨人云々」は(女)子供が好きなものです。 改めて、「朝日、岩波、NHK」は、迷信。即ち、朝日、岩波、NHKの言っている事だから間違いがない。そう言う意味で言われた言葉。三馬鹿とも言うらしいです。 しかし、しかしであるが、最近岩波文庫が気になってしょうがない。特に日本の古典といわれるもので、岩波文庫の黄帯。今読み進めているのが『北越雪譜』であり、最近手に入れたのが『おらが春・我春集』『利根川図志』や以前からの『難波鉦』『山家鳥虫歌』などなど積んであります。 それと、幸田露伴。岩波文庫からは品切れ・絶版まで全17冊ある。前に、筑摩書房の文庫本版の全集で少し読んだだけであるがとても面白かった。露伴に繋がるのは、その娘の幸田文、孫に当たる青木玉がいる。 迷信といわれる岩波、また外国文学の翻訳が今の人に受けず、『カラマーゾフの兄弟』は新訳の光文社文庫がベストセラーになったという最近の事件(?)もある。 だが、日本の古典も日本の文学もそうではない。そして、その殆どが書店にはない。だから古本屋で探す。どこにでもあるもの以外ブックオフにはありません。嬉しいことに名古屋の古本屋は絶版(品切れ)の岩波文庫が安い。名古屋圏に住む有り難さ。 岩波文庫解説総目録1927~1996全3冊も入手。

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