ランキング3

ランキング3 第20位~11位



◇第20位◇ 砂の器
☆監督/野村芳太郎
☆cast/丹波哲郎、加藤剛
     森田健作、島田陽子
     山口果林、加藤嘉
     笠智衆ほか
☆notes:1974年 日本
邦画で唯一のランクイン。子供の頃に劇場で見た印象があまりに強烈で忘れられず、 敬意を表して。おそらく今見ても面白いだろうなあ。とても悲しい物語を背景に展開 されるミステリーで、最後までぐいぐい引っ張られます。(注)これは子供の頃に観た映画で、 先日大人になって初めて見ましたが、ちょっとテーマが重過ぎてまいりました。 いまは重い映画好きじゃないので、20位ランクインは、あくまでも子供の頃の印象が 強かったためですね。子供心に、映画にはこんなことまで表現できるのかと思った。
◇第19位◇ チキチキ・バンバン
☆監督/ケン・ヒューズ
☆cast/ディック・ヴァン・ダイク
     サリー・アン・ハウズほか
☆notes:1968年 イギリス
短編の名手ロアルド・ダールが脚本を書いた、名作のファンタジー。カメラワークが 実に良く練られているので、歌も踊りも、とても楽しめる一本です。夢いっぱいの ストーリーとファンタジーな展開で描く、ロアルド・ダール独特の人生賛歌。元気の 出る一本で、ちょっと落ち込んだときに特にオススメかもです。原題の 「CHITTY CHITTY BANG BANG」は、パパが作った夢の車のエンジン音。タイトル曲は、 たいていの人が聞いたことある有名な歌ですよ。「あっ、これなんだ~!」と思う(笑)
※アニメの「チキチキマシン猛レース」とはまったく無関係なのでご注意(笑)
◇第18位◇ シャイン
☆監督/スコット・ヒックス
☆cast/ジェフリー・ラッシュ
     ノア・テイラーほか
☆notes/1995年 オーストラリア
実在のピアニスト、デヴィッド・ヘルフゴットの半生を描いてジェフリー・ラッシュが オスカーを取った、あまりに有名な一本。この映画に影響されて、デヴィッド・ ヘルフゴットのピアノリサイタル、2回も観に行ってしまいました(笑) 世界的なピアニストなのかと思っていたら、中村紘子さんの本を読むと「まったく 知らない無名のピアニストで演奏もずいぶんアマチュアっぽい」んだそうです(笑)。 CDも持ってます。うまいのかどうかは分かりませんが、気分の良くなる演奏です。
◇第17位◇ 存在の耐えられない軽さ
☆監督/フィリップ・カウフマン
☆cast/ダニエル・デイ・ルイス
     ジュリエット・ビノシュ
     レナ・オリン
☆notes/1988年 アメリカ
これはかなり好き嫌いが激しく分かれる作品だろうと思うんですが、ワタクシは わりと大好きな一本。この頃はダニエル・デイ・ルイスもジュリエット・ビノシュも美しい! 3時間の超大作で「ただ不必要に長い」という評判も耳にしますが、しかしこの映画 は「ある人生の断面」をしっかり描ききった映画で、人生は不必要に長かったりも するではないですか。個人的には見ていて無駄なシーンがあるとは感じられませんで した。ラストはバサッと捨て去る感じで、実に斬新。うわ!と思いました。
◇第16位◇ ブリジット・ジョーンズの日記
☆監督/シャロン・マグアイア
☆cast/レニー・ゼルウィガー
     コリン・ファース
     ヒュー・グラントほか
☆notes/2001年 イギリス、アメリカ
「全世界で500万人の女性の心をつかんだ超ベストセラー待望の映画化!!」というの が公開時のコピーなんですが(笑)、オッサンの心もかなりぐっとつかんだ、いい映画 でした。こういうテンションの低いラブストーリーは、ハリウッドだけでは無理でしょう ね~。ハリウッドなら、最後にレニーを「ダイエット成功させてバッチリ最高の美人」 に仕立て上げて、「どうだ!」という感じに終わらせそうですが、レニーがぶよぶよの まま、しかもパンツ一丁!(笑) なんてかわいい映画なんだと思いました。ブラボー!
◇第15位◇ マグノリア
☆監督/ポール・トーマス・アンダーソン
☆cast/トム・クルーズ
     ジェレミー・ブラックマン
     ウィリアム・H・メイシー
     ジュリアン・ムーアほか
☆notes:2000年 アメリカ
トム・クルーズが俳優として化けた一作で、すごい迫力でした。登場 人物がたくさんの群像映画で、それぞれがどこかに違和感のある人生を 抱えて苛立っていくという展開は、アルトマンの「ショートカッツ」と 似てるんですが、どちらも素晴らしい! まだ一度しか観てなくて、 早く二度目を観てみたい秀作。音楽も抜群にカッコイイのです。
◇第14位◇ ショーシャンクの空に
☆監督/フランク・ダラボン
☆cast/ティム・ロビンス
     モーガン・フリーマンほか
☆notes:1994年 アメリカ
ティム・ロビンスの映画って観たことなかったんですが、これをきっかけ に、はまったはまった(笑) どんな役にもしっかりなりきる、すごい 役者さんですよね~!この映画は「今と違うところへの脱出」という テーマと舞台設定がかなりぐっと来ました。楽天の友達に教えてもらった 秀作で、教えてもらわなかったら見る機会もなかったから大感謝! この映画を観て「良かった!」と思う人は、古い映画ですがスティーブ・ マックイーンとダスティン・ホフマンの「パピヨン」というのもオススメ。
◇第13位◇ ショートカッツ
☆監督/ロバート・アルトマン
☆cast/アンディ・マクダウェル
     ジュリアン・ムーア
     マデリン・ストウ
     ジェニファー・ジェイソン・リー
     ティム・ロビンス
     ジャック・レモン
     フランシス・マクドーマンドほか
☆notes/1994年 アメリカ
いろいろな登場人物の人生の断片を描いた3時間の大作、でも2回観たけど ぜひまた見てみたい一作。登場人物全員が、人生と毎日の暮らしに少しずつ 苛立ったり、苦しめられたり、思うように行かなかったりしながら生きて いく。まさに「人生の断片と真実」を描いた作品で、ブラボー! エンディングは私にとってはかなり衝撃的でした。
◇第12位◇ ライフ・イズ・ビューティフル
☆監督/ロベルト・ベニーニ
☆cast/ロベルト・ベニーニ
     ニコレッタ・ブラスキ
☆notes/1999年 イタリア
映画見て号泣したのは久しぶりでしたね~。前半のおとぎ話のような進行 から、後半は一転して反戦をテーマとした内容に。しかし前後半の違和感は まったくなくて、むしろ起承転結がダイナミックにまとまった名作です。 クライマックスのシーンがあまりに淡々としていて、なんて悲しく美しい 映画なんだろうと思いました。もう一度観たいんですが、どうせ号泣する に決まってるので、よほど体調と気分を整えてからでないと(笑)
◇第11位◇ 明日に向って撃て
☆監督/ジョージ・ロイ・ヒル
☆cast/ポール・ニューマン
     ロバート・レッドフォード
     キャサリン・ロスほか
☆notes/1969年 アメリカ
これはものすごくファンの多い映画で、ワタクシも相当好きですね~。 もう何度観たか分からないぐらいで、セリフも言えたりしますよ(笑) テンポのよさ、全体の画面構成の明るさ、胸のすく、わくわくするような 脚本、そして演じるコンビの名演、すべてAランクの、第一級の エンターテインメント。サントラもとても良いんです。


* 40位~31位 *   * 30位~21位 *   * 10位~4位 *   * ベスト3 *

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