Cinemas diary

2011/10/06(木)12:30

奥さまは魔女

2005年アメリカ(103分) 監督: ノーラ・エフロン 出演: ニコール・キッドマン ウィル・フェレル シャーリー・マクレーン マイケル・ケイン ジェイソン・シュワルツマン ヘザー・バーンズ 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 映画に何を求めるかで、こういう映画を観るかどうかが鋭く分かれるが、 映画を見たあとでなにか深刻な気分になりたかったり、何か重要な教訓を得たかったり、 あるいは芸術に触れたような気になりたい場合は、この手の映画は見ないほうがいい。 そうではなくて、ただ、1時間半、わはははははと笑って過ごしたいなら、 この映画はかなり良くできたコメディだと思う。 特に子供の頃に「奥さまは魔女」を見ていた世代の人なら、ノスタルジーもあって、 大いに楽しめると思う。 ニコール・キッドマン、文句なく美しいしね(^^) ただ、この映画はニコール・キッドマンでもっているのではなくて、共演の ウィル・フェレルでもってると思うぐらい、際立って良かった。 あまりに印象が違うので、ズーランダーのムガトゥ役やってた人だと気づくまでけっこう時間がかかった。 ジェイソン・シュワルツマンがちょい役で出ていたりして、なかなか贅沢に人を使ってる。 で、ウィル・フェレル。 この人が出てるから見よう!と思うような人では別にないけれど、この映画では 本当に面白かった!腹がよじれるほど笑って、なんだか知らないけど幸せな気分になったよ(笑 演技が「ちょっと変」とかじゃなくて、「図抜けて変」。 「わざとらしい」とかの次元じゃなくて、「突き抜けてヘン」。 それでいてまったく世界観が破綻せずに、ここまで面白くなるのは、 やっぱりウィル・フェレルしかいないだろうなあ。 なにげないちょっとしたシーンでもゲラゲラ笑える所がたくさんあった。 古い題材をわざわざハリウッドがいまさらリメイクする(というか料理しなおす)という ものなので、ストーリー展開はテンポがいいし、まあ見ていて飽きる映画ではない。 機会があったらもう一回見てもいいかな、と思うほど、ウィル・フェレルに大笑いした。 シリアス派の方々は見ると腹が立つと思うのでおやめ遊ばしたほうが賢明(笑

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