2009/03/20(金)11:24
出会いと別れ
いよいよ春、卒業シーズンの到来ですね。
そんな中、我が家でも中学生の娘の卒業式に行って参りました。
長女のときは、香港に駐在していて出てあげられなかったので、次女の卒業式には「絶対行くぞ!」と決めていました。
たまには親らしいこともしてあげなくてはね(笑)。
久しぶりに出席した卒業式(正式には卒業証書授与式)でしたが、あの雰囲気はなんとも言えず独特のものがありますね。
会場となる体育館では、ぴーんと張り詰めた緊張が伝わってきます。
卒業生ひとりひとり名前を呼ばれ、校長先生から卒業証書を授与されていきます。
式典のクライマックスでは、在校生代表の送辞があり、先輩を慕い敬う後輩生徒の感謝の気持ちが伝わってきました。
そして3年間の思い出を胸に、次の人生のステップへと進む卒業生代表の答辞。
感激から途中で言葉に詰まったのには、見ている方も目頭が熱くなりました。
引き続き、転任教員の離任式があったのですが、こちらは在校生にとっても、つらい先生との別れですね。
そこには、会場を後にする部活顧問の先生の前に整列し、涙ぐんでお礼の挨拶をする女の子たちの姿もありました。
式典の後は、教室へ行って、いよいよ最後のお別れ。
そこでの担任の先生の挨拶にも、ちょっと感動しました。
「先生はこの学校に残るが、新しい生徒たちがいるし、忙しいからここへはもう来るなよ。みんなが来なければ、きっと元気にやっているんだなと安心できる。これからは中学時代を振り返って懐かしむのではなく、前を向いて、早く新しい生活に馴染んで友達を作れ」。
一見冷たいようで、実はすごく思いやりの溢れる言葉ですよね。
これから自分で新しい人生を切り開いていかなければならない生徒たちに、せいいっぱいのエールを送ってくれました。
先生と言う職業は、苦労も多いでしょうが、やりがいのある仕事だと改めて感じましたね。
そして、娘の新しい進路も決定!
そうなんです。おかげさまで、無事に高校入試に合格しました。
当人は、4月から始まる新しい学校生活がとても楽しみのようですが、そこでは、きっとまた新しい出会いがあるんでしょうね。
久しぶりの卒業式では、思い出すことや感じることも多かったですね。
そして今度は入学式です(笑)。
出会いと別れ。
この季節にはつきものですが、たとえいくつになっても、出会いと別れを大切にしていきたいですね。
卒業式 posted by (C)Nao
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