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10年間ほったらかしだった、しろくろ☆の日記

10年間ほったらかしだった、しろくろ☆の日記

猫の糖尿病

 ナオは2001年5月に糖尿病と診断されました
体調の変化に気付くのが遅れたため、病院に連れて行ったときには
「ケトアシドーシス」という昏睡状態で即入院治療を開始する事になりました。
この日からしろくろは会社を辞めてナオの治療と主婦業に専念する事になったんです。
何日か入院して注射や点滴治療を行いましたが良くなる気配は全くなく、
「これ以上入院しても(先生が)24時間見ることは出来ないので、連れて帰った方がいい」と判断され、
あとはナオの生命力を信じるだけでした。

思い返しても発病当初は大変でした。
24時間体制なので、全く寝られませんし、
病院へは朝連れて行って夜迎えに行く…夜は家で看病の繰り返し。
糖尿病という病気の知識もあまりなかったので、不安イッパイ

それに加え周囲の人たちの心無い言葉
「猫にそこまでして治療する意味あるの?」
「もう寿命だからしかたないよ…」など
責任のない立場にいて、安易に否定的な意見を言う人は無視した方がいいです。
その人たちには猫との絆が理解出来ないのだから…

現在同じように治療をしている猫ちゃん、飼い主さんと少しでも知識を分け合えたらいいなと思います。




糖尿病ってどんな病気か知ってる?

糖尿病の分類 
 インスリン治療が必要な 「インスリン依存性糖尿病」(1型) と
経口血糖降下剤や食事治療により治療可能な 「インスリン非依存性糖尿病」(2型) があります。
すい臓から分泌されるインスリンの分泌、作用が低下して
多飲・多尿・高血糖・尿糖 の排出などの症状が出ます。
糖の代謝だけではなく、脂質やタンパク質の代謝障害をきたし、
主要な臓器に障害を引き起こす事のある病気です。


原因
すい臓からのインスリン分泌の低下や不全が原因。抗インスリン要因の存在によっても発症する

どんな猫がなりやすいの?
肥満した猫
去勢したオス猫
7~10歳

症状
元気がない
多飲・多尿・体重の減少
嘔吐や脱水

高血糖による代謝異常による ケトアシドーシス性の昏睡 に陥ったり、重篤なものは死に至る可能性もある






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