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おとといは、2年に亡くなった高校時代の友人の墓参りに。
当時のクラスメイト4人と、墓苑の最寄り駅に集合して向かったところ・・・ え?墓石がない!! ぽっかり空いた墓地の一角に立ち尽くすおばさん4人。 「この芝生の感じは、掘り起こされたっぽいよね・・・」 どういうことなのか? 一人暮らしをしてるはずのお父さんに電話して訊いてみることに。 RRRRRR・・・・ 電話に出たのは、死んだ友人の妹だった。 4人が同時に抱いていただろう”嫌な予感”は的中した。 昨年お父さんも亡くなって、菩提寺の墓地に移したそうだ。 早速そこから菩提寺へ移動し、教えられたとおりの永代供養墓を探し当てた。 石造りの小さな建物の中を覗くと、妹が言っていたとおり、友人とお父さんの骨壺が並んで納められていた。 友人が亡くなったと知って自宅にお線香を上げに行ったとき、意気消沈していたお父さんに、私はつい 「おじさん、また来ますから元気でいてくださいね」 と言ってしまったのを思い出した。 その約束を守れなかった。 ごめんね純一さん。(私たちは会話での混乱を避けるため、友人の親を名前で呼ぶ習慣がある) 駐車場に戻って空を見上げると、一片の雲を突き抜けるように飛行機が通過していった。 その雲を見つめる4人は無言だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年05月22日 08時20分42秒
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