直子の直筆

2019/10/09(水)11:58

ああ、55歳。

「まさか自分がこんな年になると思ってなかったわ~・・・」 というお姉さま方の言葉が脳内をリフレインする今日この頃。 7年前の離婚した当初は、それまでの24時間営業のような自営業の環境から抜け出して、ようやく自分がやりたいことができるとあって、毎日家にいることが嬉しくて仕方なかった。 子供たちが学校に行ったあと、ひとりでリコッタパンケーキを焼きながら録り溜めたテレビ番組を観る、ふと思い立ちららぽーとに買い物に行く、わざわざ銀座までパフェを食べに行く、なんていうのが無条件に楽しみだった。 ところが、それから数年後に長女の結婚、次女の高校入学、三女の中学入学を経ていくにつれ、憑き物でも落ちたかのように、自分のやりたい事がさっぱりなくなってしまった。 実は、なくなったのは”やりたい事”でなく、”やる気”だと気づいたのはかなりあとのことだ。 幸いだったのは、その時「やる事がないなら働こう」と思って、今の飲食店で働き始めたこと。 振り返ってみると、その頃から「更年期うつ」に入っていたようなので、いくら気乗りがしない日でも外に出る必要性があったおかげで引きこもりにならずに済んだ。 「うつ」に関してはまるで他人事のように思ってきたが、当事者になるとかなり辛いということもわかった。 そんな時、ネットで「うつ」を調べまくっていたときに出会ったのが、分子栄養学を基礎にした「メガビタミン療法」だった。 ”これを試して死んだとしても悔いはない”と、推奨されているサプリメントを買い込み、 主食は肉、間食はプロテインバー、のどが渇いたらプロテインドリンク という食生活に。 その成果かどうかは特定するすべもないが、半年たった今、体調も心もどうにか安定を取り戻しつつある。 最近、職場のパートさんから 「え?55になったの?元気だよね~」 と言われた。 そう見えてたなら良かった。

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