直子の直筆

今年で10年続けてきた、ユニセフのマンスリーサポートを解約した。

理由はというと、ヤフーニュースの中にユニセフの広告が掲載されていて、その内容が「子供たちの栄養不良による肥満」だった。

確かに経済的に苦しい地域では、ジャンクフードや炭水化物のみで食事をまかなっているようなので、子供たちが”栄養不良でありながら肥満”という皮肉な現状になってしまうらしい。

その記事を読んでいるうちに、「ふ～ん・・・でも、これっていくらお金かけて支援してもいたちごっこだな」と思ってしまい、憑き物が落ちたかのようにユニセフへの情熱が冷めてしまった。

すぐさまユニセフ事務局に電話して、解約を申し出た。

10年間に寄付したお金のうちどれくらいが役に立ったかわからないが、たとえポリオワクチン1滴にしかならなかったとしても、それはそれで私には「喜捨」という行為に大いに役立ってくれたことは確かだ。