直子の直筆

[アトピー情報] カテゴリの記事

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• アトピーの結論（その１）

  アトピーは体質だから、何かをきっかけにすっかり治ってしまうことはないのかもしれません。でも、体調を管理していれば、悪化を最小限にくいとめる手段はあると思います。◆まずは、便通を良くしましょう。アトピーの人は、腸に問題があって、余分なもの（排泄されるべきもの）も吸収してしまうために、その毒素が血液を介して体の表面に出てしまうと考えられます。”お通じはいいほうだと思うけど・・・”と思っていても、湿疹が出ているのなら、まだ不十分な証拠。なるべく、腸に滞留する時間を短くするために、回転を早める必要があります。かと言って、むやみに下剤やセンナなどを飲むのは、さらに腸を傷つけるので、なるべく副作用の少ないもので改善する必要があります。今、私が飲んでいるのは「モリモリスリム」。まだ、人体実験中で、確証はありませんが、お腹がキューッと痛くなることもなく、３日に４回くらい出ます。それと同時に、湿疹が改善してきたように思います。

  2009年09月02日

• なぜ、首ばかりに？

  そう考え続けて、マジで２０年以上たつ。最近、ＴＨＤ（トータルヘルスデザイン）の雑誌で、首の湿疹は、シャンプーの影響が・・・という記事を読んで、早速シャンプーをやめてみた。（ヘアクリームもやめた）すると、たまたま軽快する時期と重なっただけかもしれないが、風呂上がり～夜中にかけて続いていた痒みがおさまった。ついでに、ＴＨＤで売っていた「ザ・シャンプー」を買って使ってみたが、これも痒くならない。泡立ちが恐ろしく悪いが、スポンジを使うとなんとかなります。

  2009年05月18日

• やっぱり「乳酸菌」！！（つづき）

  『腸を直すとアトピーが治る！なぜ？』を読んで、目からウロコ・・・の新事実。乳酸菌は、死んでいても役に立つテレビでも、”生きた乳酸菌が腸まで届く”という謳い文句を聞きますが、”死んでも大丈夫！！”だったわけです。この本に書かれている、オススメの乳酸菌が、どこで手に入るかなどは、（儲けの関係なのか？）書かれていませんでしたが、できればビフィズス菌だけでなく、複数の乳酸菌を摂取するのがいいようです。ケフィアヨーグルト

  2009年01月24日

• やっぱり「乳酸菌」！！

  きょうの読売新聞（朝刊一面）の書籍広告にもありました。題名は「腸を直すとアトピーが治る!なぜ?」これから買って読んでみようと思います。乳酸菌が、アトピーひいてはステロイド皮膚症（ステロイド軟膏の塗りすぎによる皮膚の硬化）に効くのでは・・・と思ったのはほんの数カ月前。この本の題名ですと、”腸が直らないと皮膚も改善しない”という印象ですが、乳酸菌には、皮膚の代謝を促進する働きがあると聞いたことがあるので（それって、コミック『もやしもん』だったりします）、まずは積極的に摂取してみることをおすすめします。実は、つい先日から、ある乳酸菌を取り寄せて飲み始めました。その名はＢＲＭＳ（腸さわやか）（商品ページのリンクができなかったので、ホームから検索してください）最初に飲んだ日の印象は、慢性的に重苦しかった横行結腸が軽くなった感じ。値段が高いのがネックですが、しばらく続けてみようと思います。実は、乳酸菌を積極的に取り始めてから、手の湿疹と首のガサガサ（カサカサ・・・ではありません。アトピーの方ならこの表現がわかっていただけるかと）が、驚くほど良くなりました。乳酸菌だけの効果ではないのかもしれませが（夫と別居したことにより、ストレスから解放されたことも挙げられますし・・・）出すだけでは十分でないことが、アトピーをかかえる人にはあるのではないかというのが、現在の見解です。

  2009年01月19日

• ポカリスエット

  最近、ＳＭＡＰの香取クンがＣＭやってますね。汗をかいたら、水分と一緒に塩分もイオンも失われる・・・だからポカリスエットを飲もう。これかも！！皮膚の代謝には、血液中の塩分濃度が関係しているという話を、どこかで聞いたような聞かないような。で、飲んでみました、１日２リットル。すると、汗をかくたびに痒かった腕や首の湿疹が引いてきたような気がするんです。”夏になると悪化するアトピー”その原因は、”塩分不足”かもしれないと思うきょうこの頃。注）腎臓などに問題のあるかたにはおすすめできません。

  2007年08月11日

• 「チョコラＢＢ」ガブ飲み

  皮膚疾患を抱えている人は、体内にビタミンＢ２を取り入れる力（合成する力？）が弱い・・・みたいなことを知った。それならば、「朝夕１錠ずつ」を「朝昼晩２錠ずつ」飲んだらどうなるかやってみた。かれこれ１ヶ月近くたったが、調子がいい。口内炎も治ったし、唇が荒れなくなった。いいのかな、こんなレポート書いて。

  2007年04月09日

• ルイボスティーはどうだろう

  抗酸化力が強い（活性酸素除去能力が高い）らしい。アトピーにしろ、ステロイド皮膚症にしても、血液の質に問題があると思うので、積極的にいい水を飲んで新陳代謝を促したり、血液の成分（？）を向上させていく必要があるんだと思う。あとは、あまり深刻に悩まないことかも。私もかつて、お岩さんのような顔になってしまったことが数回あるけど、それだって幸いなことに一生続くわけじゃない。体の中から不要な物が出る過程でのことだから、”時間が解決する”と開き直るのがストレスを溜めないコツだったりね。今回はオチなし。

  2007年03月06日

• アトピーにはプラセンタか？（２）

  前回の「アトピーにはプラセンタか？（１）」から、やく２ヶ月たちました。結論から言うといいみたい！！です。じわじわと、皮膚の真皮から再生しているような・・・勝手な思い込みか？・・・でも、確かに皮膚の状態は向上しています。それに、なにより手足の「冷え」が軽くなったこと。これは、うれしいオマケでした。毎日、カプセルを飲んでいますが、体力が落ちていたり、「今夜は飲み会だー！！」というときには、ドリンクがおすすめです。

  2006年11月21日

• アトピーにはプラセンタか？

  アトピーの原因はいろいろあると思うが、成人になっても皮膚炎に苦しんでいる人の大半は、子供の頃から塗り続けたステロイド軟膏による、「ステロイド皮膚症」だという説が、経験者としては一番納得がいく。そして、その完治が困難な理由のひとつに、長年のステロイドの塗布によって、皮膚の代謝を司る「副腎」の機能が低下したことが挙げられる。その機能を高める（正常に戻す）ことができれば・・・。先日行ったエステのお姉さんも「アトピーには、プラセンタがいいって話ですよ」と言ってたので、早速入手してみた。まだ、飲み始めて一週間だが、確かに、皮膚の状態が日に日に変わる。どう表現したらいいかわからないが、”引き潮”のように、寄せて（悪化）は返す（治癒）・・・を繰り返しながら、少しずつ湿疹が引いている感じ。とは言っても、まだ人体実験半ばなので、しばらくしたらまたレポートします。

  2006年09月28日

• アトピーのおかげ

  「成人アトピー」の原因は、長年のステロイド使用による副作用「ステロイド皮膚症」だという本を読んだことがある。”そうだったのか！！”と、ステロイドを断って、もう２０年が立つ。この間、幾度とない「ステロイド離脱症状」で、全身がボロ剥けになった。「かゆみ」との闘い、そのあとの「痛み」との闘い、そして・・・醜いかさぶたで覆われた己の姿との闘い。今までの経験では、ステロイドをやめて、体をあたため（※１）、肉食・甘い物の摂取をやめ、浄水された水を飲み、”腹六分目”を守り、便通を整え、皮膚を鍛える（※２）・・・これだけでも、３ヶ月くらいで、一応の決着が着く。決着とは言っても、”きれいな肌”とまではいかないが、離脱の前より、明らかに皮膚が正常に近づいていることがわかる。そんなことが、何年かごとに訪れたが、今では、春先に首の周辺がカサつく程度になった。”カサつく程度”と言えども、正直なところ「快適」とは言えず、もちろん人目も気になるので、外出するのが億劫になる。すると、”このチャンスに・・・”とばかりに、買いだめしておいた本を、じっくり読んだり、ネットサーフィンに没頭したりする。こんな時は、「アトピーがくれた時間だな～・・・」と感じる。（※１）おススメは、手軽に体を温められる、電気足湯器『冷え取り君』（※２）「裸療法」・・・室内で、裸になったり、毛布をかぶったり、を何度も繰り返す（体をこすらない）　　　　「温冷浴」・・・水浴と温浴を１分間ずつ繰り返す　　　もし、実行される場合は、甲田　光雄『アトピーは必ず克服できる』を一読の上、なにぶん無理をしないようにしてくださいね。』

  2005年05月13日

• ”あなたを支配する人”がアトピーの原因！？

  「小林　正観」という人の本に書いてありました。でも、生まれたばかりの赤ちゃんは？母乳の場合、お母さんが「肉・卵・牛乳」をやめるだけで、かなり改善するという話ですから、１００％”精神的なことが原因”とは言えないみたいです。ただ、「ストレスを感じて痒くなる」というのはうなずけます。ドラマとかでも、「あ”－－－－！！」とか言いながら、頭を掻きむしるシーンを見ますしね。だからと言って、”ストレスを排除した生活”こそ、１００％不可能です。【ストレスを感じても、ビクともしない皮膚】ってやつを手に入れなければなりません。食生活を改善して、一日一度は素っ裸になったり、お風呂に入って、水（最初はぬるま湯から）と湯船を往復して皮膚を鍛え、整体などで体の歪みを矯正する。（私は、お灸に通ったことも良かったです）でも、そうこうしても、”すっかりさっぱりきれいにぴかぴかの肌になる”・・・というのは、時間もかかるし、長くステロイドを塗っていれば、それだけ皮膚のダメージも大きいですから、高望みはしないほうがいいかもしれません（それ自体がストレスになることもあるでしょうから）あとは、”かゆみチャンとおともだち！！”というくらいに構える図太さが必要かと。”痛い慢性疾患”よりは、多分ラクでしょうしね。

  2005年04月19日

• まずは「肉・卵・牛乳」をやめる

  そして、短期決戦でアトピーを直したいと思ったら、お酒と甘いものも断つ。体験上、そんな気がします。◎そして、青汁を飲む。（大麦若葉がいい気がする）◎歪んでいる骨格を直す。（カイロプラクティック等。私のおすすめは過去にも書いた『血液リンパ循環療法』）◎皮膚を鍛える。（温冷欲、裸療法）◎便通を良くする。そういった、体質の改善に「プラス」のことをしている限り、湿疹が出たらバリバリ掻いても大丈夫。湿疹は、腸内に滞った毒素が、皮膚をとおして出ているのですから、汚れた血液と一緒に、出してあげることです。私も、何度となく全身血だらけになりましたから（笑）でも、そのときのひっかき傷は、外傷とはちがうせいか、痕（あと）にはなっていません。血だらけになったあと、皮膚が乾燥するのがつらいんですが、私が塗っていたのは「イオンクリーム」（イオン化粧品株式会社　大阪狭山市くみの木8-2070）。ベタつかず、しみないので助かりました。それに、このクリームは、皮膚の再生を早める働きもあるとか。アトピーの治し方も、人それぞれですが（性格や、症状も関係するので）、自分に合いそうな方法を見つけて続ければ、きっと治ると思います。それに、大人になっても治らないアトピーというのは、子供のころから塗ってきたステロイドによる「ステロイド皮膚症」の場合が多いですから、”生まれつきの体質だから・・・”なんて、思わないほうがいいです。有名な医師の『体は間違わない。間違えるのは対処法だ。』という言葉が、それをよくあらわしていると思います。

  2005年04月07日

• アトピーは掻いて治そう

  という本を読んだことがある。うれしくて涙が出そうだった。結論をまとめると・・・（早っ）、『アトピーは必ず克服できる』（医学博士：甲田　光雄）を一読することをおすすめします。

  2005年04月05日

• アトピーは治ったんです（補足２）

  ”アトピーの人は、体質的に長生きできるんです”と、『免疫革命』（安保　徹）に書いてありました。また、”がんになりにくい”とも。皮膚疾患は、確かにゆううつですが、そういう”オマケ”がついている・・・というのは、ちょっと励みになりました。※他のテーマに入っていた、「アトピーは治ったんです（その３）～（その６）」を、移動してきました。内容が重複してすみません。

  2005年03月11日

• アトピーは治ったんです（補足１）

  結局、アトピーの原因は、新陳代謝の悪い体（生まれつきの場合もあるし、食生活の乱れが誘因にもなる）のせいだ。（・・・って断言していいものか？）そこで、結果的に私が取り入れた「アトピー撃退法」１．『血液循環療法』（月１回）２．冷え取り（足湯）で体を温める３．裸療法で皮膚をきたえる４．便通を良くする（酵素などを摂って腸内環境を整える）５．食生活の改善　　　　＊青汁（大麦若葉）を飲む　　　　＊ＳＯＤ食品（サプリメントを含む）を摂る　　　　＊肉類・加工品・甘いものは控える　　　　＊「自然回帰水」（家庭用浄水器）を飲む

  2005年03月05日

• アトピーは治ったんです（最終回）

  『血液循環療法』を受けているあいだにも、何度か好転反応があらわれた。かゆい・・・しかし、お灸のときにも、好転反応が出て、そのあとは一皮剥けたように、肌が回復することを知っているので、あまり気にならない。今まで、アトピーばかりに気をとられていたが、その原因が皮膚の表面にあるのではないことを知って、「健康」全体を見られるようになった。”病気は薬で治るわけではなく、体が治すんです”（新潟大学医学部教授　安保　徹）”体は間違わない。間違えるのは対処法なんです。”（聖路加国際病院　日野原　重明）西洋医学と、東洋医学の融合が実現する日を、心待ちにしている。

  2005年03月05日

• アトピーは治ったんです（その９）

  だるさが抜けると、どこか体がスッキリした感じに。早速、足湯で体を温め始めてみる。”べつに、冷え性ってわけじゃないけどな～”と思っていたのも、実は自分の体がそれを自覚できないほど、冷え切っていたせいだったとわかる。「体に良いことをすれば、ひとつだけが良くなるんじゃなくて、全部が良くなるんだよ」先生の言葉どおり、便秘・腰痛・冷え性・肩こり・慢性疲労・・・までが改善されていく。『血液リンパ循環療法』Ｓ先生のＨＰ。http://www.k-ryouzyutsu.com/index.html問い合わせは、電話またはＦＡＸで。

  2005年03月01日

• アトピーは治ったんです（その８）

  『血液リンパ循環療法』のＳ先生が、私の背骨の脇を、一定のリズムで押していると（ひじょーに”痛キモ”！！）「あれ？子供のころに、すごい”しりもち”とかつかなかった？」と。「ハァ～？そういう記憶はありませんけど、おてんばでしたから、そういうこともあったかも・・・」「仙骨が飛び出してるんだよ。腸が悪い原因は、これも関係してるかもね」確か、お灸の先生にも言われた。「あなたは、腰が悪いわね」自覚がなかったので、最初は”そうかな～・・・”と半信半疑だったが、治療を重ねていくうちに、それまで鈍っていた神経が働き始めたのか、腰のだるさを自覚するようになった。それは、お灸の刺激がなんとも気持ちよく感じられるだるさなので、そのとき初めて”やっぱり腰が悪かったんだな・・・”と納得。３０分ほどの施術が終わったあと、Ｓ先生から生活全般について注意事項があった。”体を温める””肉食・大食は腸を汚すから、できれば玄米菜食で腹六分目にする””青汁を飲む”そんなことで、アトピーが治るんかいな・・・という感じだった。帰り際、「急に血液循環が良くなったから、明日はだるくなるかもしれないけど、体がちゃんと反応している証拠だから心配いらないよ」と言われて見送られた。それどころではなかった。帰宅後から丸２日・・・体中の力が抜けて起きられなかった。

  2005年02月28日

• アトピーは治ったんです（その７）

  『血液リンパ循環療法』というのは、読んでおわかりのとおり、血液とリンパ液の循環を、指圧（といっても、マッサージ程度の押し方ではなく、動脈に働きかけるもの。でも、あまり痛くない）によって促進するというもの。今となっては、”病気は腸から”なんて本も出ているので、納得できる方は多いと思いますが、私が通い始めた７年前から・・・いや、その治療方法を確立した、勝見数見先生（故人）は、何十年も前から提唱してたらしい。”腸をきれいにして、玄米菜食にして、きれいな血液を循環させれば、治らない慢性病はない”その理論に納得して始めた治療は、期待以上の効果があった。

  2005年02月24日

• アトピーは治ったんです（その６）

  卵巣摘出から２年後、２２歳で結婚。相手は、親同士が古い付き合いで、その長男（２８歳）だった。”１７８センチ・１００キロ・彼女いない暦２８年”申し分無い！！ひと目で好きになった。結婚して家事を始めたら、途端に手に湿疹ができた。一時的な”かぶれ”かと、アトピーで裏切られ続けた皮膚科を受診。「ああ、”主婦湿疹”ですね」そう言って、出された薬はステロイドだった。しかし、「手だけだからそんなに影響はないだろう・・・」と塗り続けたのが間違いだった。最初は効いた薬が、だんだん効かなくなる。とうとう、”グー”が出来ないほど、手が腫れ上がってしまった。もう、ロクに家事も出来ない。恨めしく手を眺める日々・・・でも、ここままじゃ解決しない。かと言って、独身の頃のようにお灸に通うことも出来ないし・・・と、半ばやけくそで「タウンページ」で”気功”の欄を見ていたとき『血液リンパ循環療法』という文字を目にする。

  2005年02月23日

• アトピーは治ったんです（その５）

  アトピーの原因は、「ストレス」という人もいれば、「副交感神経優位」（つまり、心身両面の甘やかしすぎ）という人もいる。でも、私の体験からは、「アトピーは”腸の病気”ではないか」と思った。これは、のちに出会う『血液リンパ循環療法』の先生に、初めて電話で問い合わせをしたときに「ああ、アトピーね。それは小腸が悪いんだから、簡単、簡単！」と言われ、治療を受けたことで確信に変わる。さて、半年に渡った好転反応（つまり、ステロイドの離脱）だったが、２０年もステロイドを塗り続けてきた体は、１度では済まされなかった。お灸の刺激（血行促進）により、それまで”仮死状態”になっていた、副腎と腸が目を覚ますと、体に潜んでいた毒素が噴出す・・・という繰り返し。しかし、好転反応は時間が解決してくれる。そして、それは回を重ねるたびに確実に軽くなっていった。　

  2005年02月21日

• アトピーは治ったんです（その４）

  「なんか、かゆい・・・」と思い初めてから、体中が湿疹で覆われるのに一週間とかからなかった。猛烈にかゆい!!我慢などできるはずもないそのかゆみ。かいた端から、かさぶたは掻き壊れ、血とリンパ液で見るも無残な姿になった。親の心配も尋常ではない。しかし・・・私には、どこか体の奥のほうからスッキリしてくる実感があった。掻きまくったあとの爽快感！！（見てくれは刻々とホラー状態になっていくのだが）お灸の先生も、”待ってました！”という顔で「ここからが良くなるんですよ」と。その言葉どおり、体に溜まっていた毒素のようなものが噴出したあとは、日に日に皮膚も乾燥し、再生した肌がよみがえってきた。しかし、これを乗り切るまでには、半年という時間を必要とした。

  2005年02月20日

• アトピーは治ったんです（その３）

  灸の先生は、５０代後半と思われる女性だった。私の尋常でないアトピーを見ても、動じる様子は無く、「ああ、きっと治りますよ」と言うメガネの奥の眼光は、知性と説得力を感じさせた。まずは、背骨を触診して”ゆがみ”の場所をチェック。先生によると、病気の原因は”ゆがんだ背骨”から来ることが多いらしい。「あなたの場合は、ここと、ここと・・・」と、瞬時にわかるようだった。モグサの大きさは、米粒くらいなので、「熱い～！！」と言っても、ほんの２～３秒。それでも、「重症患者」の私は、頭のテッペンから足の先まで、ツボというツボに灸をすえるため、１回の治療に２時間かかった。治療が始まって、一週間が過ぎた頃、私の体は見る見るうちにアトピーが消えていった。「やったー！！お灸ばんざ～い！！東洋医学の未来に栄光あれー！！」と大喜び。先生にも、ココロからの感謝を述べた。ところが、先生の口からは意外な言葉が・・・「普通は、こういう治り方はしないんだけどね～」それから数日後、その言葉を身を持って知る”好転反応”というステージが待ち構えていた。

  2005年02月18日

• アトピーは治ったんです（その２）

  ぽつぽつと出始めた湿疹が、全身に広がるまで数日とかからなかった。あわてて卵巣の手術を受けた病院へ行く。ドクターいわく「開腹手術すると、体内に細菌が入って、こういうこともあります」と。でも、痒みといい湿疹の形状といい、アトピーが悪化した状態としか思えない。えーい！もう、頼まない！２０年近く薬を塗り続けたって、一向にアトピーだって治らないじゃねぇか！自分の体は、自分で治してやるぜー！と、威勢良く向かった先は「灸」だった。

  2005年02月17日

• アトピーは治ったんです（その１）

  アトピーと最初に診断されたのは、３歳の頃（らしい）。それから、皮膚科との長～い付き合いが始まった。常にかゆく、掻いたところは小さなかさぶたが結集して、知らない人に振り向かれることも珍しくなかった。ステロイド塗布は昼夜を問わず、日帰りの外出でも、軟膏を持たずに出かけるのが不安なほどだった。風呂上りなのに、ほかの家族のように「あ～、さっぱりした！」という爽快感はなく、数分後に訪れる、乾燥による痒みと出血を制するように、ひたすらステロイドを塗る若き乙女。途中「体質改善」と称する注射を受けに通ったが、効果は無かった。そして２０歳のときに卵巣膿腫と診断され、その日のうちに摘出してしまった。「卵巣ひとつしかないから、早めに結婚してね」というドクターの言葉に送られ退院。その後、体中がすごいことになってゆく。

  2005年02月16日

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