なおころのぉと♪

2007/10/12(金)23:43

悲しい出来事。

えいご。(15)

ピンクうさぎの英会話学校に通って約1年半。 私の通うスクールが、どうやら10月末で閉鎖になりそうです。 閉鎖の可能性が高い(まだ確定ではない)段階での発表は異例らしいけれど、 もう既に京都のスクールの多くが閉鎖しているとのことで、あまりの急さに 混乱を招いていることからの配慮と思われます。 数日前の説明では、近くの2校(両反対に一つずつ)に移籍するか、それが無理なら 解約するかの選択と言われましたが、今日講師の先生と内々で話していると、今日の段階では どうやら近隣の2校も安全ではないとのこと・・・。 先生たちも報道の通り、お給料遅延の問題も実際にありながら、今はポイント消化のために詰め掛ける生徒のレッスンに出てくれています。 ニュースでは見たり聞いたり、人から聞いてはいたけれど、 実際に自分の身に、知っている先生の身にそれが降りかかろうとは思ってもみませんでした。 でも、現実に起こっているのです。 対応に追われるスタッフの人、毎日微妙に変わる情報を受け、振り回される先生たち。 そして、ただ英語が話せるようになりたいと思い、より通いやすい立地でレッスンを受けたい と通う、私たち生徒。 きっとこの中の誰も悪くないと思う。 かばうわけではないけれど、窓口のスタッフの人たちも一生懸命です。 この人たちは、来月にはもしかしたら仕事がないかもしれません。 なのに、怒りをあらわにする生徒さんに謝り、怒られるのを承知で毎日毎時間、 総出で説明をされています。 仕事だから当たり前と言われたらそうだけど、この人たちも被害者です。 自分の職場が無くなるのです。 多くのスクールが閉鎖をしていることから、雇用面では難しい問題も山積みだと思われます。 でもこの人たちは今は謝ることが仕事です。 そう思うと、大変だと思いますけどがんばってくださいね。としか言えませんでした。 『ありがとうございます。。。』申し訳なさそうに、涙を浮かべておられました。 異国の地で、生活に影響がまともに出るようなトラブルに巻き込まれてしまった 先生たち。 日本も京都も、職場の仲間も生徒もみんな大好きだと言ってました。 でも、一ヵ月後の自分は、違うスクールにいるのか、どうなってるのか分からないと言ってました。 会社は何を聞いても No Answer だと。 そんな先生たちにも、なんて言葉をかけたらいいのか分かりませんでした。 そんな話を時折ジョークも交えて楽しく話し、世間話もしてくれる先生。 レッスンもいつもどおり楽しく終えました。 閉鎖が確定するのは20日頃だろうとのこと。 存続するわずかな希望を持ってそれまでのレッスンに通おうと 思います。 社長に会わせろと怒る若者、スタッフにイライラをぶつけるおばちゃん。 冷たい言葉を吐き捨てるサラリーマンらしきおじさん。 みんな英語を話したいと思って、前向きに通う人たちばかりです。 だから当然の怒りです。私も同じです。 署名などの方法も提案してみたものの、スタッフの人が本部に聞いたところ、 ビルのオーナーさんと本部が話し合い中で、今は見守るしかないとのこと。 私たちにはもはやどうすることもできない域です。 目の前のスタッフの人たちに怒りをぶつけることは簡単だけど、それが解決につながることではありません。 時間は刻々と迫っています。 だったら、残りのレッスンが楽しく有効に気持ちよく受けられるように、 気持ちを切り替えなければ。 残されている手段を見極めて、選択していかなければ。 困惑する状況を見て、そんな風に思いました。 楽観的すぎなのかな、私・・・。 帰り際、先生が私に言ってくれました。 『もし、今月このままお給料が出なくても、僕は最後まで来るから、また会おうね。    今日も楽しいレッスンをありがとう』と。 明日は野外ライブです。 いろんなことが起こるけど、生きていたら楽しいこともあるのです 晴れたらいいな                     長々と読んでくださって、ありがとうです!

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