カテゴリ:かぞく。
お兄ちゃんが中学生くらいのとき、食べ終わったりんごの種を何気に植木鉢に植えました。
少し芽が出たので、父がそのあと空いてた水槽の中に入れておくと どんどん育ったらしく、 それを何年後かに庭の隅に植えました。 種を植えてから10数年後、お兄ちゃんは天国に逝ったけど、 この木は空に向かってどんどん成長しました。 りんごの木にはたくさん虫が来ます。 毎年父が噴霧器を使って薬を撒いていますが、背が高くなって届かなくなりました。 このままでは、ちょうど下になる隣のガレージの車の持ち主に迷惑がかかってしまうということで、 父と母が、『仕方ないけど切ろうか・・・』と話していました。 私は絶対嫌だと言ったけど、 他所の人に迷惑がかかるのもよくないと分かっていました。 そしたら、そんな話をした数ヶ月後に この木がはじめて白い花を咲かせました。 そして、そのあと はじめて小さい小さいりんごの実が生りました。 2年前のことです。 やっぱり、切らないでおこう。 みんな気持ちは同じでした。 間違ってるかもしれないけど・・・ と言いながら、 母は毎年このお盆の日はお兄ちゃんが好きだったカレーをお供えします。 今年は、きっとはなちゃんも一緒かな お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 15, 2009 12:22:43 AM
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