カテゴリ:おんがく&らいぶ。
週末、束の間の夏休みということで富士山河口湖音楽祭に行ってきました。 あいにくのお天気で富士山の姿は影も形も見れなかったけど、初河口湖です。 今回は、悪天候で遅延や欠航も出る中、なんとか飛行機で羽田に降り立ち、羽田限定のお菓子など早々にいっぱいお買い物 雨の中、鎌倉でひと時テンションの上がるお買いものも無事済ませ、二日目に富士山のふもとへ向かいました。 佐渡裕さん総監修のこの音楽祭の最終日。 演目がどうとかそういう以前に、とってもあったかい空気があふれる音楽祭でした。 合唱の歌声にほろっときたり、中学生のキラキラした姿にうるうるしたり、 迫力満点のカルミナ・ブラーナは長時間だったけど、目を見開いて、ステージの隅々まで見逃さないように、聞き逃さないようにしようと、そんな時間でした。 佐渡さんの、大らかでありながらもゆるがない信念を持って、引き出したい思いや風景や感情があることが滲み出る指揮。 カッコつけることも、カッコわるいことも、そんなことは重要ではなくて、とにかく楽しもうよ、どんなきっかけでもいいから音楽に触れようよ、みたいなメッセージを私は感じた音楽祭でした。 中・高と吹奏楽部で、休みもない部活生活を送った6年間。 楽しく、苦しく、かけがえのないあの時間を、自分の中にストレートに思い出すと、どうしてか苦しくなることがありました。 あまりにも、がむしゃらな、きっとそれしか見えてない日々でした。 楽しくて、感動して、いっぱいの涙も流した日々です。 音楽を楽しむところから、プレッシャーに応える・形にする、というところでもがいた日々がそこにはあったように思います。 所さんの、『吹奏楽の旅』を見るのも懐かしい思い出だけでは見れず、逆に意識的に見なかったりと少し距離を置くような心境がいまだにあります。 大学時代にさそわれた市民オケでは、周囲の知識や技術には到底及ばない自分でも純粋にみんなの音が重なるあの瞬間だけは、心から楽しい、嬉しいと思えたのに、それ以外の色々なBGMから身を引くために、結果私は音楽(クラッシック)から離れてしまったのかなぁと、思い返します。 今回の音楽祭や、佐渡さんの本を読むと、なんだかそんなところからふっと心が軽くなるような、もっと音楽聴きに行きたいな~、クラッシックでもわからんなりに楽しめるにちがいない!と思う自分がいます。 この音楽祭に参加できたのも、きっといろんな縁が導いてくれたんだなと思い、感謝です。 佐渡さんは京都の太秦出身。 すぐそこです。 まずは、よく通ったというタコ焼き屋さんに、近々行ってみようと思ってます あっと言う間の夏休みも終わり、また日常をパタパタと過ごし、こなす毎日です。 が、なんとなく、今までとはちょびっと違う心の持ちようでもあります。 ちょびっとずつでも、そんな感じです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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覗いてみたら更新されてた♪
忙しくしてるみたいだね。 佐渡さんのコンサート行ったんやね~ 聴くのも演奏するのも音楽は色々なパワーを与えてくれるね。 高校時代はとにかく高いとこを目指してってのがあって、 みんなでつくりあげる楽しさもあり、しんどさもあり。 なおころちゃんはまとめていく立場やって、その分一番色々としんどい部分もおっきかったやろな。。 私は今は賞を目指すとか全くないとこでやってて とにかく自分達もお客さんも楽しんで楽しませてってのが一番でやってるねんけど 今までの楽器人生の中で演奏楽しいって気持ちが一番充実してるかも。 あのころがあったから今こういう風に思って演奏活動出来てるんかなぁ。 今思い出すとこそばゆい事もいっぱいあるけど、 皆で作ってた音楽はほんとに大事な思い出です。 (Nov 21, 2011 04:36:05 PM)
ありがとう~。
ほったらかし過ぎて、ごめんなさい。コメント嬉しいですとっても。 そっか、今演奏する環境にいるんやね♪ オケかな?ブラスかな? 私もフルートとピアノ(友人)で、職場で子どもやママたちを前にコンサートしたり、頼まれたら施設に慰問に行ったりしてます。 『生の演奏が聴けるだけで嬉しい』と言ってくれる人たちの前でしか、よう吹かんけど・・・。 高校の頃はやっぱりしんどかった。 特にマーチングはきつかったよね。 私はドラメだったから、実はけっこう孤独感もあったり。やっぱりしんどいことをみんなに強いるわけだし、責任も感じてたなぁ。 座奏と違って、体力も限界が来るし、暑いし、寒いしとか、色々重なってみんなのコンディションを察するのとか、ああ見えてけっこう気を使ったもんです(笑) でも役職関係なくみんなが同等に居られたのが私は嬉しかったし、必要なとこでは、きちんと同じ方向を見てそれに向かえたのは、救われていたとこでもあったな。 私の指揮をみんなが集中して見てくれることに支えられてたのですよ。 心から素晴しい仲間たちだなぁと今でも思うし、感謝してる。 やり残したことはないと言い切れるくらいの3年間だった。 OBになっても入り浸ってる先輩が多い中、私たちの同期がそうでなかったのがそれを物語ってるなと思ってる。 現役のチャンスを奪ったらあかんって、強く思ってたもん。 OB入れてセミプロっぽくなっっていく過程に一切立ち入らないのは私の密かな反抗でした(笑) やりきったみんなは、次のステージで、それぞれがんばってたもんね。 ラッパのKちゃん、ボーンのH君は、最近別々でごはん行ったよ。コンマスのTちゃんともちょこちょこ。 Uっちょも近所だし。 また会いたいね。 ゆんははちゃんの演奏活動話も聞きたいな。 ※身辺の変化はございませんので、報告事項はないけども。 (Dec 4, 2011 02:26:42 AM) |
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