なおこ屋バスの移動販売日記　～破産へのケータリング目録？～

昨夜は親友と人生相談。
それからぶおさんここで営業を始めてから１ヶ月経過状態ではどんな感じだったのかを調査すべく、カップカレーの歴史を読み漁る。

なんとなくセンチメンタル（ウフン）な気分で起床。
朝ごはんを食べる気にもなれず家を出て、いつも家を出る９時３分には２つ目の山超えをする頃であった。

当然１０時頃に着き、怒涛の縦列駐車をかまして開店準備。
今日はハニーズさんはいらっしゃらない。
テレビ局のスタッフ弁当の仕事が入っているらしい。
羨ましい…などと、言ってるのではなく、「そうなるにはどうしたら良いか」をかんがえなければ。

昨日、一昨日と準備時間が足りず、白ゴハンのまま提供していたので今日こそは黄ゴハンを炒める。
開店１１時半。たまたま通りかかった男性に１食売れた。
炊飯器を開けると何ともアヤシイ良き香り。
やはり黄ゴハンでなくては。
早い開店には意味はあるのだろうか。意味があるのならもっと早く家を出よう。

カレーの王子様が友人を連れてご来店。嬉しいコト。
これで彼は３日連続チーズカレーハンバーグ乗せだ。
そろそろカレーの王様か。
ぶおさんにカレー王国王位格付けの定義を聞いておかなければ。
それから現場関係の常連様が次々とご来店。それが一段落して１９分。
えっ、終了？
うっそ～ん

「当店はもうおしまいか…！！」と思いつつ通りを眺めてみる。
お客様が来ないのも無理はない。通り自体に人がいない！
もちろん、「わざわざ来ていただける様な店」でなくてはならないのだが、それにしても…最近どうしてこうなんだろう？
ここに来始めた時はこうではなかったのに…

それからはちょこちょこ新規さまが来て下さり、たまたま通りかかったＯＬ４人組みが来てくださったからなんとか赤字は免れたが…
本当に考えなきゃいけないぞ。
無論、今日はハニーズさんがいらっしゃらなかったという事も考慮に入れなくてはいけない訳だし。
場所を探す必要がある。

帰りに道具屋筋に寄り、少し離れた所にバスを停め、取り寄せしていた白餡を購入。１１ｋｇなり。
よく考えたらこれをバスまで持って帰るのか、無理ではないが重たいぞ…。店員のおじさん？お兄さん？にお金を渡しながらこの店の前はどっち側に一方通行にになっているのかを訊く。
残念ながら店の前に乗り付ける事は出来ないみたい。
まぁ仕方ないな、と思っていると、質問の内容から私の考えを察したらしい店員さんが商品を持ってくれるという！
さぁ行きましょうとばかりに１１ｋｇをひょいと持ち上げてスタスタ歩く店員さん。うわっ、スゴ…
「スゴイですねー、重くないんですか？っていうか余裕？あたしだったら１０ｋｇの米持ったらいっぱいいっぱいなのに。カッコイイ～」
などと素直な感想を述べていた。
すると日本男児系な店員さんは誰の目から見ても明らかなテレテレモードに。
最後はすっごいニコニコ★

やっぱり男の人は腕力を褒められると嬉しいものなのかな？