福井豪雨から１週間がたち週末をむかえました。
この１週間はなんだか落ち着かない日々でした。
日記もどう書いていいのかわからないまま過ぎて
しまいました。


うちの会社も浸水し被害はあったものの、ひどかった
地区のしりあいの家や会社の様子、泥の撤去作業、
家財道具のゴミの山でいっぱいの公園などを目の当
たりにすると、処理できない気持が心にたまります。


災害が起こった時は逆に気をはっていて、がんばら
なくちゃ、と意気込むのですが、その後毎日となる
とこう、身のおきどころがないような、ざわざわ
した気持がして落ち着かない自分がいるのです。


きっと、阪神大震災や九州の土石流災害や三原山
噴火や、ニュースで伝えられた数々の災害のその後は
どんなに大変だっただろう、と実感し想像します。


そんな中でたくさんのボランティアが集まり、作業
にあたってくださるのは感動です。自衛隊も「さ
すが！」と思わせるパワー。頼もしい姿でした。
夕方、会社からの帰り道、スコップを持ち自転車
にのった中高生をよくみかけます。ちょうど夏休み
に入ったこともあって、手伝いに入っているんですね。
若い力も頼もしい。


家族や友達だけでなく、知らない人や知らない町の
ゴミ収集車が来て、ちょっとずつキレイになって、
そうしていくうちにみんなちょっとずつ元気になる
みたいです。この頃思うのは、人に感動することと、
時間も必要ってことですね。


まだまだ福井は大変ですが、毎日ちょっとずつ頑張
っています。