集客は多方面の努力が必要
首都圏クラブ集客に苦戦という記事がスポーツナビに出ていました。味の素スタジアムの東京ヴェルディ戦は1万2687人、開幕2節のJの平均でも、昨年より2000人減の2万2000人弱だったそうです。そして、特に首都圏での集客の落ち込みが目立っているそうです。FC東京のホーム開幕戦は2万8450人、ヴェルディ戦に比べても、また神戸などに比べても、まあまあ合格点の観客動員だったのかもしれません。でも、サポーターの我が家からしてみると、「あれ。開幕なのに案外少ないね」というのが正直な感想…開幕の時期がいつもより早く、真冬に近い条件であることも理由の一つでしょう。コアなファン以外、気軽に誘うにはあまりに寒すぎましたし…。それにしても、神戸の9926人というのもあまりにも寂しい。ウェアだって新しくしたし、試合の内容だって、カズが絶好調で、話題性も十分なのに…三木谷さん、ハードの部分だけではお客さんは集まりませんよ。クラブハウスも新しいし、すばらしい。でも、昨年のイルハン騒動でもわかるように、ぱっと派手な話題で人を集めても、それは決して定着しません。ヴェルディだって、テレビ局がついているはずなのに、開幕が夜中の2時過ぎからの録画放送では寂しすぎる…今年もまた読売はサッカーに対してはこの程度のプライオリティーだよね、と興ざめしてしまいます。とにかくJの盛り上がりのためには、スタジアムの観客動員を上げること、これしかないと思います。日本代表は全試合がテレビ(地上波)中継されるし、それが定着してひいきの選手もできるから生で見に行きたくもなる。でも、それに比べてJは、知りたいと思ったら、すごくがんばらないと情報は集まらないのが現状です。テレビは限られた数しか放送しない。試合のニュースも詳報を伝える番組があまりになさすぎる。点を取るシーンだけ、しかもかいつまんでの報道…これじゃサッカーのよさなんて伝わりませんよね…totoが売上が伸びないのも、この辺の問題と無関係じゃないと思うな…この辺を、協会も含めてもう少しなんとかしませんか?日本代表だけが観客動員できればいいのではないはずです。それぞれのクラブがきちんと運営できなければ、経費の節減で、選手達はきちんと育成も維持もできませんよ。多方面からこつこつと地味に努力しないと…日本にはサッカーファンは多いのにみんなが欧州南米に流れている…これって絶対おかしいですよ!!************************************ある方にご指摘を受けたので、神戸戦の数字について補足いたします。9926人というのは第2節の埼玉スタジアム(つまりはアウェイ)の数字でした。大宮のホームということになります。では、神戸のホーム開幕戦は?というと、第1節のセレッソ戦が神戸ウィングスタジアムで、23,226人入っていました。記事の内容をそのまま引用したのですが、きちんと調べるべきでした。(ていうかちょっと考えればわかったよな…反省)ご指摘いただいた方、ありがとうございました。************************************