クリスマスの夜は
クリスマスの夜は やさしいこころで 迎えたいいつも おこってばかりいたいじわるで つめたかったから迎えたい この夜だけは ほほえみとあったかいことばでクリスマスの夜は キャンドル灯して 祈りたいいつも 自分のことばかり住む家も ない人のために祈りたい この夜だけは わたしにも何かできるはずとクリスマスの夜は このプレゼントを 贈りたいいつも なにもできないけどたいせつな あなたへの想い贈りたい この夜だけは とくべつのありがとうをこめてクリスマスの夜は 天使といっしょに 歌いたいいつも 自分を責めてきた生きていく 元気をください歌いたい この夜だけは この星に生まれてよかったとクリスマスの夜は ゆるせない人を ゆるしたいいつも 相手を責めてきた自分だけ 正しいつもりでゆるしたい この夜だけは ごめんなさいわたしもわるかったクリスマスの夜は いやしの力を 信じたいいつも あきらめていたからいつの日か 笑顔になれると信じたい この夜だけは つらくても生きていけるんだとクリスマスの夜は 心やすらかに 眠りたいいつも あしたを心配し過ぎし日を 後悔していた眠りたい この夜だけは ぐっすりとやわらかな馬ぶねでクリスマスの夜は 天国の夢を 見ていたいいつも この世のことだけで親ごころを忘れて生きてた夢見たい この夜だけは きよらかなこどもに還って 晴佐久昌英著「だいじょうだよ」 <女子パウロ会出版>