2006/02/17(金)15:35
子供未来賞を読んで
読売新聞を購読しています。子育てをめぐるエピソードをつづったエッセーを表彰する【子供未来財団賞】【読売新聞社賞】が、優秀作として紹介されていました。
『最高のおくりもの』という二人の男の子を育てたお母様のサンタさんのプレゼントにまつわるエピソード。
誰もが、サンタさんの存在を疑う時期がくるでしょう。
そして、事実を知ってしまった時、(友達からも否定されたり、親が正直に打ち明けたりと様々)
子供は今までの毎年のプレゼントを振り返るのでしょうね。
そして、下の子はまだ信じていて、
もう、自分は真実を知っているけど
一緒にサンタさんが届けてくれたと、口あわせをしてくれる。
下の子には、本当のことを教えてしまった時期が、早すぎた失敗談だった。
そのときにお兄ちゃんが、サンタさんの助手になって、弟をなだめてくれたという話。
二人の成長のスピードは、違っていて、次男の純粋な心を傷つけてしまった事やクリスマスを一番楽しみにしていたのは、親達だったということ。
ここからは、我が家の話
さすがに、長男は中学生になったので、
きっと、この前のプレゼントはもう、親が用意した事実を言ったほうがいいのかなと、曖昧にしてしまった。
わかっているのだろうな?
信じてるのかな?まさかね。
一生懸命に妹達に説得するように話していたと思います。
それは、きっと親への感謝の気持ちなのかな。と今になってクリスマスの日を思い出して、このエッセーを読んで涙があふれて止まらなくなっちゃたのです。
このエッセーの男の子が書いた手紙や、真実を聞いて怒った次男くんの言葉が、きっと、同じ気持ちだったのだろうと、反省してしまったから。
きっとそうなんだ。
あの、クリスマスの朝の子供たちがプレゼントに飛びついて、あの輝く笑顔と不思議そうにサンタさんの事を推理する話。それが、うれしくて私も子供が信じているまでは、サンタさんからのプレゼントを用意しようと思っています。でも、全員が、キャーキャー言って喜ぶ年は、去年までだった。
早く、みんな大きくなれ!っと思っていたのに、大きくなってきたら、
あの頃の小さいままでいて欲しかったなんて、思ってしまう。
もうひとつは、『息子がくれた[縁]』
この話も、子供を産んだことで、繋がる[縁」どちらも、子供の成長を振り返って
嬉しいような
寂しいようなそんな気持ちになった朝だった。