Kとワタシのwaltzな毎日

自動二輪申し込みへ。卒業生の満っちにまるで保護者のように付き添ってもらう。いきなし「引き起こしやりますから」と。軍手を渡されバイクの駐車場へと向かう。はい、これにまたがってくださーいって、いや～こんなに大きいので…？そうですねー、400でやりますからねー、と教官。
足は最低つま先がついていればＯＫですから…、はい大丈夫ですねー。はい次は起こしてもらいます、はい、これができればＯＫですからー。ハンドルとこのレバーと同じものがこっちがわにもありますからそこを持って起こしてください…。
同じもの…って…、しゃがんで覗き込む。なんかあるわな、確かに。
ハンドルとこのレバーを持って…って、一瞬力をいれるもビクともしない。
はは～ん。重いわ。これがすなわち、手で上げてもあかん。体重を預けるようにして‘押せ’っちゅうことやな。で、もう一度仕切り直してぐっと体重を預けるようにしてむんずと押してみる…。
はい、オッケーでーす。取り回しもできそうですからもう終了でーす。
おわり。
センタースタンドとかいいんですかね？
最近はないのが多いってことですがー。SRはあるんだけど…。
まぁそんなわけで視力検査も問題なく、受講料を払って完了。

さてグローブ買わなきゃってことで、「世界一の規模」を誇る？柏のなんちゃらいう用品店へ。恐ろしい程のパーツが並んでるし、すんごいマニアックなバイカーが来てる。自分でどんな風にもできちゃうのね、バイクって。
帰り道にレッドバロンへ。
気になるのがあればどんどん乗ってくださいという言葉に甘えてSRにまたがる。
エンジンかけてみていいですよー。
いやー、この前かけさせてもらったんですけどぜんぜんできなくて…。
あー、まぁ慣れですからねー。やってみてください。
カン…カスン、カン…カスン、カン…カスン、カン…カスススン…。
4回スカ続き。
もっと下まで踏み込む感じですねー。
はぁ…。
カン…ぶるるるるるん…。
そうですね、そんな感じです。
もう一度やってみていいですか？
あー、どうぞどうぞ。
ぶるるるるるるん…。
あー、もう感じつかめましたね。

えぇ…。そういうことだったのね。案外簡単にできちゃってなんだか拍子抜け。なんだったら右側に立ってキックするって手もあるんですか、はぁ、なるほどね。

魅力的なSTEEDやDRAGSTARも気になりつつ、満御用達のバイクやさんにも寄ってみる。
いった先はおよそバイク屋には見えない勝手気侭な個人経営のショップ。
だけど偶然にも同じ歳の店長ナオさんは商売そっちのけのバイクオタ。
最初にSRに惚れて…と話すと、もう迷う余地などないから新車で買えという。アメリカンに心変わりしても絶対そのうちSRに乗りたくなってしまうから…と。
バイク選びも恋愛と同じね。好きになったらとことん突っ走らないと気が済まないし終われない私のこと、きっとアメリカンに心が動いてもいずれSRに乗りたくなるはず。アメリカンはばあさんになっても乗れそうな気がするし。
そうこう思っているところに、W650を駆る小柄な女性がショップへやってきた。なんじゃー、このかっこよさ。もー、めちゃめちゃ理想。最終型が見えた感じ。




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