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カテゴリ:ココロのヒダ
今朝、握ったつり革のとなりに同じように並んでた若い女性の腕。
一瞬目が釘付けに。 なんて白くてすべらかな肌なの? キメが整っていてみずみずしい。 見劣りする自分の肌を否応なしに見つめる。 そもそもが地黒な上に、 ぼちぼちと、 ゆっくりと、 しかし確実に細かな細かな「線」が 手の甲あたりには目に付くようになっていて。 まるで使用前使用後のように並んでつり革を握る腕。 こんなときだよね。 老化にはモチベーションだけではどうにも抗えないことを 実感するときって。 毎日マッサージしていたら、少しは違ってたのかしらん?なんて、 後の祭りなことを考えちゃったりする。 かつて新卒で入社した会社の上司が、 衣替えの日に半袖から伸びた私の腕を頬杖を付きながらマジマジ眺めて、 みずみずしい肌を褒めてくれたことがあったっけ。 ピチピチ云々といういやらしい言葉ではなくて、 日々目にする自分や同年代の肌と明らかに違う若い肌の持つ、 驚くほどの初々しさにある種感動したようなふうだった。 だからきっと20年経った今でもそのときのことが記憶に残ってるんだと思う。 今なら一発でセクハラ処理されそうな言動だけど、 私自身は当然ながらハリが違うとか、 水を弾くなんてことすらピンときてなかった。 若さって、失ってからそのかけがえのないことに気付くモノなのね。 自分で自分の若さを実感することなんてなかったもの。 仕方ないじゃんと思ってはみても、 朝から軽く凹みモード。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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