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 Kとワタシのwaltzな毎日

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2009.06.10
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カテゴリ:ツーリング
ネタ満載の日光ツーレポもいよいよ大詰め。

ガス欠の憂き目にあった2台を含む7台は、
スタンドでやれやれと小休止したあと、
驚愕のハプニングが待ちかまえていることなど知る由もなく
日塩もみじラインへと向かう。


事前調べによると、
日塩もみじラインは鬼怒川温泉と塩原温泉を結ぶ高原道路…とある。
標高1,000mを超えるということはもちろん眺望もよくて、
地図をみる限りではそこそこのワインディングも楽しめそう…。

林道で散々疲弊した身にやっと訪れる爽快なクルージング…、
そんな期待を抱いていたのだけれど。

待ち受けていたのは、想像を裏切るループカーブの洗礼。

未だかつて一度しか擦ったことがなかったWOOの左バンクセンサーを
高速コーナーでガガっと擦る。
苦手な右カーブでさえ、今度は右をガリリとやる。

朝から林道を走り倒したお陰で
感覚が麻痺してしまったのか、それとも慣れてきたのか。
ズルっといったらおしまい…、
そんなことを常に頭に描きながら
我慢して我慢して倒し込んでは
畳みかけるように続くコーナーをひとつひとつ駆け上がる。

FZ1のオザさんは、ここまでの走行でストレスが溜まったのか、
あっという間に見えなくなる。

オザさん不在のまま、上りコーナーの脇にある
パーキングスペースでふたたびひとやすみ。

まだ走行写真を撮っていないboxerさんの撮影をすることに。

上りの右カーブの一番膨らんだあたりに位置している
パーキングスペース。
左方向から下ってくれば、コーナリングのステキなショットが
撮れる位置だ。

「じゃあちょっと上まで行って戻ってきます」

そういって走ってったboxerさん。

だけど待てど暮らせど戻ってこない。
アングルを決めたミツル氏も再びカメラを下ろしてしまう。

「どこまで行っちゃったんだろ?」

茂った樹木の向こう側のエグゾーストを求めて
耳を澄ませる一行。

と。
何台かの車やバイクを見送った後、
にび色のボディーを光らせながら「隼」が下ってきた。

「あーん。また違ったよ」

そういいながらも、疾風のように見る見る迫る「隼」から
目が離せない。
目の前のコーナーで見せた路面に張り付くようなバンクに、
ミツル氏がなにかをつぶやいた瞬間、それは起こった。

短い火花とともに完全に横倒しになったまま
路面を横滑りする「隼」。
手を離したライダーを地面に残したそれは、
ガードレール替わりのワイヤーに当たって
バウンドしたかと思ったらそのまま上へと跳ね上がり、
ワイヤーを越えて木が生い茂る谷へと飛んでいった。

柄にもなく小さな悲鳴を上げたワタシ。
どやどやとかけよる一行。
近くで休憩していたソロライダーさんも駆けつける。

「だいじょうぶですかっ?」
カップ型プロテクター入りのウエアを着たライダーさんに
声をかける。

「指がちょっと痛いだけでボクは平気ですけど。
 バイクがぁ…」

いっしょになって茂みをのぞき込む一行。
5メートルほど下の茂みの中に「隼」のロゴ部分が
なんとか見える。

メットを脱いだライダーさんは、
若者というにはとうが立ちすぎている。
なんの躊躇もなくワイヤーを跨ぐと、急な茂みを器用に降りて
キーを抜いて上がってきた。

「おどろかせてすみませんねぇ…」
まるでこんな惨事が慣れっこのようにすらみえる。
人は予想外の事態に陥ると、案外冷静だったりするのかもしれない。
たぶん端からそう見えるだけなんだろうけど。

なんと声をお掛けしてよいのやら。
ご本人がご無事なだけに為す術ナシ。

そんなころ、頭の上にクエスチョンマークをたくさんつけた
boxerさんが戻ってきた。
ミツル氏がカメラを構えていないことに加え
その場のただならぬ空気に何かを感じた様子。

撮影どころのムードじゃない。
結果、boxerさんのまともなショットはオアズケに。



携帯電話で方々へ連絡をされているライダーさんを残し、
彼が下ってきた道を辿り、
出口の料金所でオザさんと合流してまたひとしきり雑談。

「隼」だけに、ホントに飛んじゃったね。
私たちを意識しちゃったのかも。
どうあれあれは寝かしすぎ。
路面は谷方向に下るようにバンクしているし。
入り方はすごくきれいだったんだけどね。
クレーン代、15万はいくよ。
新車だったのに、あーもったいない。。。
あの人はどうやって帰るんだろう?
400円の通行料はやっぱり払うんだよね…?

以降休憩するたびにこの話題で持ちきりに。

確かにライディングはお上手な方だったのでしょうが、
もしも対向車がいたら、もしも私たちの立ち位置がずれていたら、
もしもライダーさんがいっしょに谷に落ちちゃってたら、
もしも跳ね上がった車体が
路上にコケているライダーさんの上に落ちていたら、
もしガソリンに火がついて山火事になってたら…。

ライダーさんの命に何かあれば、日塩もみじラインは
二輪通行禁止になるはず。

いろんなことが不幸中の幸いだったね。
最後はそんな会話に落ち着いたのだった。



東北道に乗る前の休憩にと、道の駅湯の香しおばらへ。

興奮と暑さでなんだか喉がカラカラ。
キウイとストロベリーで激しく迷ったけれど、
結局シンプルにミルク味のソフトを。
しおばらアイス.jpg
あっさりとしたソフトも美味なら、
フリルのようなコーンもサクサクと軽い歯ごたえで
大変おいしゅうございました。


それじゃあ帰るとしますかと、ツーも終盤を迎えた午後3時。
これだけのハプニングに出逢ってしまったのだから
すんなり帰りたいものなのに、
そうは行かなかった今回の日光ツー。


なおさんとワタシを先頭に東北道の矢板ICへ向けて
30号を走りはじめたものの、後半5名が付いてこない。
炎天下でしばし待ったのち業を煮やして引き返して
戻ってきたなおさんは、ちょいとご立腹。
「だれもいなかった」
「えっ?どゆこと?」

そこへミツル氏から来たメールには
“道間違って西那須野にでちゃった。蓮田で逢いましょう”

なんだか暢気。
この温度差にがっくりくるなおさんとワタシ。

「とにかく行きましょっ」
矢板から東北道約100キロのふたり旅だ。

2キロ、7キロと、ところどころで起きている事故渋滞。
ぶんぶんすり抜けて羽生PAで水分補給。

「高速慣れてるよね。オレなんて年に2、3回しか走らないから
すり抜け、恐いよ」となおさん。

ツーリングで高速道路を使わないことなどないワタシ。
地図が上手に読めないし、道を知らないし、山道が嫌いゆえ
必然そうなる。
すり抜けしてナンボだものね、イヤでも慣れちゃう。


空に夕方の気配が漂うのを見て、
17時過ぎ、急ぎみんなの待つ蓮田PAへ向かう。

蓮田着後、最後の給油を終えて家路へ。
渋滞もなく解散場所の船橋のコンビニまで50分ほど突っ走る。



中身の濃い日光ツーは、しめて496km。
高速以外、かなりの部分がワインディングだったことを思えば
なかなかハードだったといえなくもないけれど、
数々のハプニングがありつつも無事の帰還はめでたしということで。


車種も年齢も職業もばらんばらんでいく
初めての混合7人ツー。
バイクが好きという共通項があるだけなのに、
こうも楽しいツーになっちゃった。

走り応え&ハプニングたっぷりの日光ツーレポ、これにて完。

どうかこれからもみな気を付けて安全に。







Last updated  2009.06.10 16:29:08
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