パン屋の夕ご飯

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  花の白山　（２）　　７・１６

  ハクサンチドリサンカヨウユキザサコイワカガミトラノオイワイトソウ ランの仲間のハクサンチドリはとても美しい。花をよく見ると、エビネにそっくり。  ハクサンと頭につく高山植物はたくさんあって、ハクサンチドリ、ハクサンフウロ、ハクサンイチゲ、などたくさんある。  白山山行　３４，０９５歩よく歩いた。自分を褒めてあげたい 

  2012.07.17

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  花の白山　　　　　７・１６

  キヌガサソウミヤマキンポウゲハクサンフウロチングルマアオノツガザクラクロユリニッコウキスゲエンゴサクウスユキソウササユリ 日帰りで白山に登ってきた。４時半に家を出て、マイカー規制中なのでバスに乗って別当出会いまで 。６時半から歩き始めて、１１時半に山頂。３時半にバス停に戻った。 白山は確か５回目くらいの登頂で、３０年ぶりだ。 今までは登ることが面白くて、”花の白山”と言われていることがよくわかってなかった。今日は１０枚アップしたけど、もう１０枚はある。（もう１０種類という事です。） たくさん山に登ったけど、確かにこんなに多種多様の花の咲く山はないかもしれない。 湿った所に咲く花、ガレた所に咲く花。陽影を好む花。お日さまに向かって咲く花。８時間くらい歩いただけで、こんなにたくさんの花に出会えた。 というか、歳のせいか、花の写真を撮って、その間休んで、がちょうどいい。ガツガツ登るような年でないな。  山は老若男女で溢れていた。帰りに、バスの運転手さんに聞いたら、今日は８００人位が別当から入山しているそうな。小松の駅より込んでいる。 よさげな若者がいっぱいいる。勿論かつての若者も。 男同士のパーティや女の子のグループ。苦しい思いをしても山に登ろうなんてストイックな感情にとらわれる人に悪い人はいない。（と思う） 独身の皆さんがナイスな異性と知り合えることが出来ますように。 おばさんは花の写真を撮りながらそんなことばかり思っていた。 

  2012.07.17

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  ウコギのパン　　　　　７・３

  日曜日に泊まった赤湯の朝ごはん、バイキングに出てきた。こっそり持ち帰って夕飯に食べた。  ウコギという植物は知らなかった。聞いたら米沢では生垣にして、その新芽は食べるという。 ウコギのアイスクリーム、ウコギの入った中華めん、ウコギの入った煎餅。これはウコギの入ったパン。ウコギのお茶もペットボトルで売っていた。ウコギのてんぷらも美味しいそうな。  葉がモミジのように先端が５つにわかれている。ギザギザの出る前に、新芽の状態でお茶のように摘むらしい。山形の置賜地方 の特産品。 正直言うと、野草を食べる地方だというのが実感。それだけ飢饉とかで食の状況が悪いんだろうな。かつては。 でもウコギの栄養価が高いと分かって脚光を浴びるかもしれない。そんな気がする。パウダー状にして流通すればいろんな可能性がある。  クマザサとヨモギのアイノコみたいな味。 少しえぐくて、少しさわやか。 これから爆発的に売れるかも。

  2012.07.05

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  紅花染　　　　　　　　７・２　　

  ７米沢の新田という工房で紅花染を見学させてもらった。 一番下がベニバナ畑で、ベニバナの高さは1m弱くらい。例年なら7月に入れば咲き始めるのに今年は大雪の影響で遅れているという。つぼみは付いているけど開花にはもう少しかかりそうだ。 ベニバナは黄色く咲いて、時間とともに芯の方からだいだい色に変わっていく。芯にだいだい色が出たくらいのタイミングで花だけを摘み取る。 その花弁をワイン造りのように踏んで細胞をこわし、熟成させて、板状にしたのが一番上の写真。1枚作るのに、花30個が必要という。昔は、この状態のまま京都に出し、染料、化粧品、漢方薬などの原料になったという。軽くて、漢方薬の匂いがする。 それを砕いて草木灰を溶かしたアルカリ水に溶かし、綿糸や絹に染める。 生の青梅をいぶして作った、2番目の写真、鳥梅、で酸化して定着させる。これは奈良の方で作っている。 3番目の写真は１番上のベニバナの乾燥した物を、アルカリ水に溶かして作った染液。化学染料のような色をしている。 横では手機で染めた糸を織っていたんだけど、あまりに興奮して、写真を撮り忘れた。 紅花染めにもたくさんの色があってそれは美しい。 いつも思うけど、人の手は素晴らしい。気の遠くなるたくさんの工程を経て物は出来上がる。たくさんの時間と、たくさんの人の手を経て、確立された技術である。  紅花の花は１キロで3万3千円。あまりの安さに誰も作らなくなるんじゃなかろうか・・・15m×１５ｍの畑で１キロは獲れない。2万円分くらいしかとれないという。花は4回くらいに分けて、タイミングを見て摘む必要がある。 美しいピンクをお見せできなくて残念。自然界のこんなピンクがあるなんてショックでした。 何か一つベニバナ染めの物を買いたかったけど(父ちゃんのネクタイは買った）手が出ない。あたりまえだけど高価でした。   

  2012.07.03

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  佐藤錦　　　　　７・１

   1泊で山形にサクランボ狩りに行ってきた。生まれて初めて。 南陽市の赤湯温泉に1泊して、米沢市内観光とサクランボ狩りだ。  サクランボはもうお終いで来週にはビニールをはいで残っているサクランボは鳥のえさになるんだそうです。 佐藤錦は皮が薄く、雨に当たると実が割れて商品にならないので、実が大豆くらいの大きさになったら、サクランボ畑全体をビニールで覆い巨大なハウスにする。  大変な手間がかかっている。 サクランボ畑には大きな脚立がいっぱいあって、脚立に登って、上の方の真っ赤なのを取っては口に入れ、飲み込まないうちに次を入れ、手はべたべた、口の中は甘はずッぱい。 勿論手の届くところにも有るんだけど、私は欲張りなので、大きくて、真っ赤に熟したものを求めるとそうなる。  一枝についているのを全部食べようと思うんだけど、食べても食べてもなくならない。100は食べたかな？ 来週は鳥のえさになるのかと思うと、もったいなくて、ついつい手が伸びる。 畑の中にはいろんな品種のがあった。 佐藤錦の他には、ナポレオン、オオムラサキ、ジャボレ。後は忘れた。 木ごとに味が違うので飽きない。もう食べれないと思っても、つい食べてしまう。夕方4時ごろ、すきっ腹を抱えて入場して、(一人800円でした。宿泊してるので1200円が安くなっている）満腹で出た。  父ちゃんは｢孫を連れてきたい！」を連発した。孫はいないのに。  食べながら思った。 日本の農民の美味しい物のために努力する。なんか熱いののを感じた。農産物の関税がが自由化されたら、ガンガン空輸して中国に売り込んだらいい。美味しい物は売れる。そんな底地からを感じた。  写真は上から、佐藤錦、オオムラサキ、ビニールで覆われているハウス内の様子です。 

  2012.07.03

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• 市民音楽祭　　　　６・９

  今晩は市民音楽祭の合唱の部がある。したがって夕飯は作れない・・・・・父ちゃんはイカ刺しでも食べるからというので、お言葉に甘えて。   私の合唱団は「大地賛頌」とその直前の「地上の祈り」の２曲を歌う。 大地賛頌は中学の教科書にも載っている有名な曲で、大木敦夫・詩、佐藤信・曲による“土の歌”という合唱組曲の終曲です。  題の示す通り大地を誉め称える歌ですが、戦争の狂気を、地の上の平和を、種まく人の祈りを、それらを含む壮大なカンタータです。 今回はアカペラな部分が多く、先生に吹奏楽用のチューナーで微妙な音程を指摘されつつ、苦労して練習してきました。本番の今日出来はいかがなもんでしょうか。  あと数時間です。うまく練習の成果を出せるとよいのですが・・・・・ 

  2012.06.09

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• 意外に知らない農業大国　　　　　５・３１

   ５・２５日発売の暮らしの手帖５８号にこんな表題の一文があった。 作者は潮田道夫さん。毎日新聞の論説委員だ。 これを読んでいろいろ発見し、考えた。かいつまんで書いてみる。   まず、日本の食料自給率だが、残飯として廃棄される食糧をカウントすると自給率は５６％になる。加えて、農水省の数字には、自家消費する米、売買されない米が勘定に入っていない。それを加えると６０％にアップするという。 えっ！。自給率の低さばかり強調され、日本農業はぜい弱なんだと思い込まされていた。  次に、コメの自由化も、アメリカで米が作れるのはカリフォルニア州とアーカンソー州だけで、アメリカ国内の米需要に対応するのが精いっぱいで増産する余裕はないし、水資源もない。加えて、世界のコメ需要の８割は長粒種でこちらの方が確実にもうかるので、あえて日本向けに作付け転換するリスクはおかさない。中国のコメも、コストの上昇と、人民円の切り上げでさらに輸出は難しくなる。 １０年後にＴＰＰのコメ関税が半分になったら、どこの国が日本に米を輸出するというのだ 。 日本のように、どこでも、ふんだんに、農機具、肥料が手に入る国はない。消費者がうるさいから農家は工夫を凝らし労を惜しまず働く。日本は人口も多く購買力は世界有数である。 そんな論旨で、日本は農業大国なのだと結論付けている。  彼は、日本はオランダのように輸出するために輸入する、農産物の加工貿易の国を目指すべきといっている。オランダはＥＵ諸国から３０億ドルの原乳を輸入し、加工して７０億ドルのチーズなどの乳製品を輸出している。(道理で、オランダ産のチーズがあふれているわけだ）   日本は穀物自給率が２８％しかないというが、オランダは１６％しかない。 食の安全と安保は貿易を通じて図るほかはない。 なるほど、目からうろこだ。  今一番大事なことは農地の保全。耕作放棄された農地は確実に増えている。これを何とかするのが一番の急務のようである。 

  2012.06.01

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  アンゼリカ　　　　５・２０

   生まれて初めて、アンゼリカなる物を作った。はじめてにしては｢いい感じ」  1、フキは葉を取って、鍋に入る大きさに切る。 ２、塩を少量まぶして、まな板の上で板づりする。少し力を入れて転がす。 ３、沸騰したお湯の中にフキを入れて5分ほど湯がく。フキは火が通りやすいので柔らかくしすぎないように。細いフキなら5分では長いかもしれない。 ４、流水にとって筋をむく。上の方から一気に剥くとむきやすい。 ５、シロップを作る。砂糖200ｇに水10０ｇ。フキの量によります。多いようなら等倍にしてください。沸騰したら少し煮詰めてフキを入れる。暫く煮ると、5分位、フキから水が出て、シロップの量が増える。 ６、フキを取り出し、シロップだけを煮詰める。シロップの量が元の量くらいになったらフキをシロップに戻す。 ７、5分くらい煮ると、またフキから水が出て、シロップの量が増えるので、フキだけ取り出して、シロップを煮詰めて糖度を上げる。 ８、これを何回か繰り返すと、サラサラしていたシロップは蜜のようトロンとなり、量も減ってくる。 ９、フキを盆ザルにとって乾かす。丸1日くらい。  １０、カサッとした感じになったら、表面にグラニュー糖をまぶす。乾き方が足りないと、表面のグラニュー糖が溶け出し又べたべたしてくるので、そんな時はもう一度干してからグラニュー糖をつけ直す。 １１、食べ易い大きさにカットする。    思った以上に大仕事だった。しかし、ほろ苦くて甘くて、コーヒーのお供にぴったり。砂糖だけだし、カロリーもそうは高くない。   その他の写真は朝ごはんに作った帆立のカレーと夕飯に作った鶏挽肉のマーボー豆腐。   材料だけ書きます。帆立のカレーはニンニク、タマネギ、ショウガ、カレー粉、トマト、帆立、エノキ、水菜、ひよこ豆。 鶏挽きマーボーは、タマネギ、ニンニク、鶏挽肉、豆板醤、醤油、八丁味噌、みりん、ネギ、片栗粉、ごま油。 

  2012.05.21

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  本日のお弁当　　　　５・１８

   父ちゃんが飲み会なので、お弁当を作って友人のところに遊びに行った。 勿論友人の分と二つ作った。 パン屋の仕事が終わって、お弁当を作って・・・・・   黒豆ごはん ・・・・・缶詰の黒豆ごはんの素を使って、発色をよくするために米酢を少し入れて炊く。 イカの醤油漬け・・・・・焼いて切って入れただけ。 タケノコの煮物・・・・・昨夜の残りにもう一度火を入れて。 卵焼き・・・・・なめこを酒で煎り煮にして、チンゲン菜のみじん切り、で卵焼きを作って。 野菜炒め・・・・・ベーコン、人参、インゲン、ニンニクの芽、豆苗 を炒めて、ハーブソルトで味をつけて。 ミニトマト    友人は美味しいお澄まし（ほうれん草、春雨、エノキ）と塩糀で漬けた野菜の切り漬け（人参、きゅうり）を用意してくれた。   紅茶を飲んで、ＣＤを聞いて、歌を歌って、おしゃべりをして。あっという間の4時間だった。 

  2012.05.18

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  干しゼンマイ作り５日目　　　　　　５・４

     ようやく旦那と私の休みが一致して、小雨の中、板取峠を超えて滋賀に入り 、賤が岳に登ってきた。(もちろん日帰り） 板取峠は福井県にあって国道３６５号。冬季は雪のため閉鎖されている。戦国の武将が使った北近江と越前をむすぶ最短ルートで、急峻な山道だ。板取峠を越えると北近江(木之本）に下っていく。 国道の脇や谷筋には雪が残り、１か月は季節が逆戻りしたかと思った。 山桜が美しい。芽吹いたばかりの山は最高。春を待ちかねた新芽は、一斉にお日さまに向かっている。いろんな緑が、もこもこと美しい。   賤が岳は、途中までリフトに乗ってあがり、(スキー場にあるリフト）登った。小雨が止むことなく降って、寒いし、琵琶湖から吹く風は突風で冷たい。 霧の中からかすかに竹生島、余呉湖、琵琶湖、北近江平野が３６０度のパノラマで開けていた。お天気の事を言っては始まらないが、晴天だったらと悔やまれる。 余呉湖畔に柴田勝家軍、この賤が岳には羽柴秀吉軍。信長なき後の覇権をめぐって大戦が行われた地だ。この急峻な山を、１０キロ余の甲冑をまとって戦うとは昔の人は強い。 この美しい景観は、当時の人々にはどう見えていたのだろう。  泥道に足を取られながら下山した。 ピンクのスズムシソウが咲いていた。白はよく見るけどピンクは珍しい。 老人会の人が用意してくれた杖が有難かった。     一枚目の写真はアマゴの姿ずし。 途中立ち寄った、岐阜県の川上辺りでばあちゃんが作っているアマゴの姿ずし１０００円を買って車の中で食べた。日本海にそそぐ川で取れると、アマメとかヤマメという。太平洋にそそぐ川で取れるとアマゴという。・・・・・以上未確認ながら父ちゃん情報 虫がわく前の、雪が解けたばかりの今しか作れないという。繊細で上品な脂が乗って、酢で締めすぎてない、レアな美味しいお寿司だった。ピンクの身の色にもそそられる。 また、食べたい味だった。      ２枚目の写真は、即売所で見つけた滋賀県立信楽学園の生徒さんたちの作った信楽焼きのお皿にボロニアソーセージの輪切りをソテーして載せた。 長四角のお皿で、サンドイッチやトーストをのせてもよさそう。 九谷焼のおひざ元に住んでいるので、食器棚の食器が磁器ばかりになる。土の匂いのする皿がないと食卓が 冷たい印象になる。土っぽい器があるとつい手が伸びてしまう。    ３枚目の写真は干しゼンマイの完成形。乾燥材を入れて、スライダーのついたジップロックの袋にしまった。なかなかいい出来で満足してます。    

  2012.05.05

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  干しゼンマイ作り３日目　　　５・２

   ゼンマイは２日間干した所で雨模様。家にとりいれて家干し。全体が真っ黒になって、長ひじきのよう。揉めと言われたので、時間を見つけては揉む。が、ほとんど干せていて、揉むとぽきんと折れてしまう。場所によっては。   今日の夕ご飯。 タケノコ混ぜご飯みそ汁　(大根と油揚げ）ゼンマイの三杯酢鰹節かけ菜花のゴマ風味サラダ  菜花のサラダ 菜花は塩ゆでして４ｃｍ位に切って、よく絞っておく。甘夏は１個果肉を取り出しておく。白ゴマの練りゴマと、マヨネーズを半々くらいで合わせて、固いようなら米酢で割ってドレッシングを作っておく。ちくわは半分に割って、４ｃｍ位の斜め千切りにする。 菜花、ちくわ、甘夏を、ごまマヨネーズで和える。 

  2012.05.05

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  ゼンマイ作り　２日目　　　　　５・１

    一日でだいぶ干せた。昨日はまだ青々してたのに、ところどころ干しゼンマイらしくなってきた。一回分くらいずつ丸めてみたら、８つできた。まだまだ生っぽい。カリカリで、黒い針金みたいになならないとね。 

  2012.05.01

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  醍醐の桜　　　　　４・８

   太閤秀吉の醍醐の花見にあやかって、京都の醍醐寺に 花見に行ってきた。  朝６時半に小松を出て、敦賀で高速を降り、湖西周りで大津に抜けた。春の琵琶湖はたおやかでキラキラ光っていた。  醍醐寺は太閤行列の日と重なり信じられない人の数だった。広い参道が人でいっぱいで、満員電車の中にいるかのようだった。どこかで、｢押すなよ！」と怒鳴ってる人がいる。 醍醐寺の桜は古木のしだれ桜で、ほぼ満開。並木ように、密集して植えられたソメイヨシノを見慣れているので、大木のしだれ桜は孤高の人のように見えた。 アップした桜は大した桜ではなかったけど、大きくて、古くて、堂々としたのは人がいっぱいで全容が撮れなかった。残念ながら。 醍醐寺の花見は、駐車場は８：３０で満杯で、駐車場探しも大変だったし、見つかった所は遠くて、てくてく歩かなきゃならなかったし、いろいろ条件は悪かったけど、 素晴らしい桜がすべてを帳消しにしてくれた。もっと人の少ない時にゆっくり歩いてみてみたい。   もう１枚の写真は嵐山の鶴屋壽の桜もち。立ち寄った、嵐山在住の友人にお土産に頂いた 。ころっと小ぶりで、２枚の桜葉にサンドされている。 いい日曜日だった。醍醐寺と嵯峨野天竜寺。二つのお寺を拝観できた。嵯峨野の老舗で湯豆腐を食べて、帰宅は１１：５３。長～い日曜日だった。 

  2012.04.09

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  桜の巻きスカート　　　　　４・１

    ようやく桜に間に合った。  この巻きスカートは、娘が京都の骨董市で買ってきた、古い名古屋帯をこわして作った。 かなり汚れていて少したじろいたが、何とか日の目を見せてやりたくて頑張った。 スカートは、５枚はぎの巻きスカートで、ウエストにつけた２個のボタンで止まる。もっと痩せた人も、もっと太った人もＯＫ。フリーサイズだ。   帯はほどいて、芯地を外す。おしゃれ着洗いの洗剤で２回洗った。多少縮んだが色落ちもせず、パンと張りの有る生地だ。 約３２５ｃｍ(縮んだしね）を５等分してスカート丈が決まった。すその折り返しはわずか１ｃｍ。スカート丈は６１ｃｍ。 帯なので半分に折った所の汚れが目に付く。  裏地は奮発してコットンボイルの上物。裏地が一番高くついた。  スラッとしてたらいいんだけどご当人は中年太りのおばさんで、娘からは「よけい太って見える」と酷評され、少しめげる。 が、黒か紺のトップスと合わせてカッコよく決めたい！！ 

  2012.04.02

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  雪割りそう　　　　　　３・２３

    亭主が大事に育てている雪割り草が開花し始めた。まずピンクが咲き、白、紫と先進んでいる。  毎年かわいい花を咲かせてくれる。季節の変わるのを知らせてくれる。春を呼んできてくれる可憐な花だ。  

  2012.03.24

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  味噌つくり　　　　３・１８

   今日は年に一度の味噌作り。本当は寒の間に作るのがいいんだけど、諸般の事情で今日！いつも一緒に作る友人と二人で。 右に見える大豆は、１０時間吸水させ、弱火で５時間煮て、水切りしたものです。それを、ミキサーにかけてつぶします。左下は塩麹で塩と麹を混ぜたものです。つぶした大豆と塩麹を混ぜたら味噌の素が出来ます。それを１年ほどね替えたら味噌が出来上がります。 今日は二人で出来上がりで３０キロの味噌を作りました。  参考までに、出来上がり５キロのレシピを書きます。 大豆　　１．５キロ・・・・吸水して煮ると２．３倍になる 麹　　　　２キロ塩　　　　０．６５キロ   麹の値段は、今塩麹がはやっているせいか上昇気味。 私が毎年お世話になっている麹屋さんは、おじいさんとおばあさんが二人でやっている昔ながらの店で、入れ麹が出来る。 入れ麹は、米１升持っていくと麹１キロと替えてもらえる。加工賃は２００円。通常麹を１キロ買うと８００円から１０００円くらいするから、米を生産する農家にとってはありがたいシステムだ。  しかもこの麹屋さんは電動ミキサー２台をもっていて麹を買うと貸し出してくれる。写真に写ってるのがそのミキサーです。 一人だと面倒で出来ない、したくない。友というのは有難い者で、この友人がいるから味噌を作る気になれる。それはお互いさまで、「来年もしようね」と約束してる。   出来上がりは夏以降。半年は寝かす。今食べるとただ塩辛いだけなのに、時間が美味しい味噌に替えてくれる。一仕事終えて、ホットしている。 

  2012.03.18

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  引っ越し直後の朝ごはん　　　　　３・４

  三女の就職が決まり、レンタカーを借りて引越しをした。 ３月３日の午後、小松から大阪に引っ越し、翌日の朝ごはん。水道と電気は来ているもののガスがまだ。  コンビニとナビは引越しを変えた。１０年前に、初めて長女を大阪に出した時には、こんな時代が来るとは思ってもいなかった。 ナビがあればどこでも行ける。どこにでも引っ越せる。   コンビニでおにぎり２個、幕の内弁当１個、あさりの味噌汁、卵スープ、コーンポタージュ、飲むヨーグルト、杏仁豆腐、野菜サラダ、ポテトサラダ、豆のサラダ、ドレッシング、ウインナーを買い込む。以上４人分の朝食。 小松から持ってきた、食パンとバンズをオーブントースターで温める。みそ汁などの汁ものは、発泡スチロールのカップに水を入れて、レンジでチンして温める。焼けた食パンには野菜サラダをのせ、ウインナーと食べる。スープもみそ汁も温かい。勿論コーヒーも有る。お米がいい人はお米を、パンが好きな者はパンを。 それなりに楽しい朝ごはんでした。 

  2012.03.05

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• 外食しました！　　　１２・２６

  風と雪が横に降っている。凍える晩に外食した。友人と娘と３人で加賀市のイタリアンのお店へ 生ハムのサラダ、トマトのブルスケッタ、４種のチーズのピザを仲間で取って、めいめいにパスタやリゾットを取った。娘は３年みっちりイタリアンのお店でバイトをしていたからかなりうるさい。 写真は娘の頼んだボルチーニ茸のクリームパスタ 。ちょっと和風かな。 お店の外はすごい嵐で客は私たち３人。帰りの凍った道が恐ろしくておちおち食べてられない。早々に帰宅した。 

  2011.12.28

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• 霊峰富士　　　　１２・１１

  御殿場に帰省していた。父の3年と母の4年の記念祭。両親はクリスチャンなので法要ではなくて記念祭という表現をする。 もうそんなに年月が過ぎたのかと・・・・ 何といっても、久しぶりにおじちゃんおばちゃんに会えたこと、美しい冬の富士に会えたこと、兄弟たちとお喋りしたこと。  

  2011.12.11

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• 終わった！・・・・・　　　　　　１２・５

  昨日、演奏会が終わった。一年がかりで進めてきた演奏会で、さまざまのプレッシャーから解放されて今日は心も軽い。家族に理解され、仲間に恵まれ、健康に恵まれ舞台に立っている幸福を感じた。  我が家の玄関は花屋のようで、送られた花であふれています。 

  2011.12.05

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• サプリメント　　　１１・２２

  ２か月前の山登りで痛めた膝が、寒さとともにまた痛くなってきた。たぶん膝の内側の靭帯を痛めたらしい。 PCで調べたり、山登りする友人に聞いたり、接骨院の先生に聞いたり、スポーツジムのインストラクターや、理学療法士に聞いたりして情報収集した。 が、結局、さっき小林製薬にサプリメントを発注した。グルコサミん＆コンドロイチンというのである。 どのくらい効き目があるかわからないけど、何もしないでおくわけにはいかない。早く試してみたい！  加齢のせいか(５６歳です）体重のせいか(正確には書けませんが５５キロを超えています）   方針としては １ サプリメントを飲む２　筋肉の強化を図る(ジムでの筋トレのメニュウを変えた）３体重を結婚当初に戻す(あと２キロ減量）４冷やさないようにサポーターをする。 当面３か月頑張ってみる。来年の２月までやって成果が出なかったら他の方法を考えよう。   きょうの夕ご飯は、残っていた物を食べました。カレイの干したのと、煮込みうどん、白菜づけｅｔｃ写真はありません。 

  2011.11.22

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• 台所用のマット　　　　11/13

  雨模様の静かな日曜の朝です。あたりはすっかり晩秋の様相です。 夕ご飯のブログも、鍋になると写真を撮り忘れて、穴があきました。食欲がすべてを忘れさせてしまう・・・・１１月１０日は豆乳鍋でした。１１月１１日はおでん鍋。 昨日１１月１２日は合唱の打ち上げで外食(玄米カレーを食べました） 。 今晩は何になるかわからないけど、まじめに写真を撮ってブログを書くことにしましょう。 そうそう、昨日の晴天で居間も冬支度をしました。イグサの上敷きを干してしまい、ジュータンを敷きました。ほかほかカーペットは節電でもうしばらく我慢します。春用の球根も植えました。 暮らしの手帖５４号に載っているルームブーツを手作りする予定です。出来上がったらアップしてお見せしますね。 今は、おととし編んだカーディガンの袖をほどいて編み直しています。なんだかそで幅が小さくて窮屈だったので。 あと、並行してTシャツを糸状にほどいて、足マットも作ってます。まず台所用を作ったらなかなか良くてハマってます。その写真をアップしました。適当に編んでいったので、へごってますがわりと満足しています。  使った材料は自分の、Tシャツ２枚（フレンチスリーブの）とパジャマを作った時の残り布。 一番面倒なのは、Tシャツを１．５cmくらいの幅に裾の方からとぐろを巻くように切っていくこと。単調で途中でやになる。ハサミの切れ味もかなり重要で切れないと泣きたくなる。糸にしてしまえばあとは楽々楽しい。こま編みでぐるぐると編んでいく。  昨日、父ちゃんの白のTシャツ２枚を糸にしたので、あと、オレンジ色のを糸にして、２色でマットを編む予定。  捨てるはずの物に新しい命を吹き込んで、また用途が生まれる。いい気分です。  

  2011.11.13

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• 丸亀製麺　　　　　１０・３０

  今晩は丸亀製麺で讃岐うどんを食べて夕ご飯にした。私はカマ玉という、釜揚げうどんに、温泉玉を混ぜて、特製の醤油をかけた混ぜ麺を食べた。やっぱうどんは汁がないと淋しい。次回は汁のあるうどんにしよう。安くて、速くて、味も悪くない。日本発のファーストフードだなぁ。しかも回転が速い。今晩は予定を変更して、外食にしたためデジカメ写真がない。

  2011.10.30

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• ちょっといい話　　　　　１０・２６

  夕飯はオムライスだったんだけど、がっついて写真を撮り忘れたので、先ごろあったいい話を一つ。  写真のフードカッターは、パン屋でピーナッツバターを作るのに活躍している現役の家電です。かれこれ２０年我が家で元気に働いています。先日、ガラス容器を割ってしまい、「もう古いし、買い替えだな・・・」 と諦めていたのですが、何とガラス容器だけ買えたのです。松下(ナショナル、パナソニッ）という会社は、「プラスアルファの機能をつけて高く売る」というイメージがあり、あまり好きではありませんが、今回は脱帽しました。 客様サービスセンターみたいなところに電話をしたら、もよりの電気屋さんに翌日には届きました。新しいのを買い替えたら１万円くらいかかったところ、２１００円で済みました。メーカーはどんどんモデルチェンジをして、古い部品なんかないと思っていたのに、ガラス容器だけは変わってないのだという。我が家のおんぼろフードカッターも命をつないで、もう少し頑張ってくれることでしょう。ただこのところモーター音がうるさいくらい大きくなって、寿命を感じますが・・・・ 

  2011.10.27

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• このみ茸　　　　　１０・１５

  能登の山で、父ちゃんがこのみ茸を取ってきた。この写真にアップしたのは買えば１万円は下らない。能登では松茸以上に珍重されている。独特のコリコリした食感と強い香りがある。  混ぜご飯、すき焼き、クリームパスタ、お吸い物などに合う。今晩は混ぜご飯、あすはすき焼きにする予定。    私の混ぜご飯は　微塵切りの薄揚げと、切ったこのみ茸を酒蒸しにして、しょうゆ、みりん酒で味をつけ、ザルにとる。煮汁と具材に分ける。 煮汁に水を足してご飯を炊き、具材は炊きあがったご飯に混ぜる。ゆずを少し皮をへいで混ぜご飯に散らす。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 

  2011.10.16

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• 八海山山行　　　　　１０・９

  新潟県の八海山に登って来た。戸隠で靴とパンツで失敗したので、今回はトレッキングシューズを買い、トレッキング用のパンツも買った。出費は痛かったけど、こればっかりは譲れないと学習した。(戸隠山行を見てください）八海山も岩山だった。戸隠と違って、岩肌がもろく、土が堆積して、植物が育っている。ナナカマドやモミジ、ブナ、ドウダンツツジなどが美しく紅葉している。 朝４時に小松を出発。八海山ロープーウェイに９時半に着。片道６時間近くもかかった。新潟は遠い。ロープーウェイの山頂駅から１０時ごろに歩き出す。辺りは放射冷却で一面の霧。夕べは冷えたんだろうなぁ。この辺りの家の基礎はやけに高い。１mくらいはありそうだ。それだけ雪が深いという事か。９時の気温は１０度だった。下の方は、ナナカマドの実が赤いだけで、葉は赤くない。高度があがるにつれて、紅葉が進み、ナナカマドの葉も気が付いたら真っ赤だ。”錦織なす”という言葉のままに、唐織の織模様のように美しかった。 NHKの大河ドラマ天地人のオープニングで、妻夫木君が立っていた切り立った尾根が八海山だと言う。確かにそうだと歩いて実感した。山ガールや、中高年の登山愛好者で山は人であふれていた。あちこちで渋滞していて、ある意味休めて楽だった。私が山を登らなかった３０年の間に山登りは変わった。ファッショナブルになったし、マイカー登山が普通になった。変わらないのは、登り苦しさと、下りの大変さだ。喘いで登り喘いで下った。もう一つ変わらないのは、山は美しいという事。晴天に恵まれいい山行でした。感謝！ 

  2011.10.10

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• 戸隠山山行　　　　　　９・１８

  戸隠山に日帰りで登って来た。小松から、高速を使って妙高まで行き、戸隠へ。往復520キロ。5：30小松発。戸隠山は標高1911m、百名山でもない。完全に舐めていた。前日は11時までTVを見てたし、靴もウォーキングシューズ。戸隠奥社の駐車場に車を止め、歩き始めた。30分もしないうちに後悔した。この山はかなりきついぞと。まず足元が悪い。ウォーキングシューズじゃだめだ。もっとソウルの固いのでなけりゃ爪が持たない。睡眠不足はじわじわくる。昼過ぎたら頭の芯が痛くなった。あとで聞いた所によると、昨年は2人死んだという。戸隠の岩場がこなせれば剣も大丈夫らしい。岩場は怖いとは思わなかったけど、がれた下りはつらかった。体力と視力の低下を実感した。足元が凄く下に感じた。目と足の位置関係が遠くて、次の足をどこに運ぶか、以前は無意識、迷わず判断したのに、今日は運びがスムーズでない。以前と言っても、28年前に長女を産んで以来山には登っていない。下りは得意だったのに・・・・・ 下りの道で、きのこを取っている若い人に出会った。聞けば”なら茸”という。ビニール袋に詰めているのを見て、思わず自分も摘みだした。摘んだ瞬間フワーと香りが立ち上る。欲をかいてジップロックいっぱい摘んだ。 帰りは、戸隠そばを食べ、鬼無里で温泉に入って、10：30帰宅こんな行程、中年夫婦のする山行でない。死んだように眠った。

  2011.09.19

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• 脱バター　　　　9/4

  乳業メーカーのよつばがバターの出庫制限をしてきた。震災の影響で乳量が減ってその対策だ。当面3割カット、年内には4割カット。簡単にやってくれるねぇ。バターはパン屋やケーキ屋の生命戦だ。そリャ,マーガリンでも、ショートニングでも、出来る事は出来る。でもそれは代用品だ。バターの。これだけの円高だし、原乳を輸入すればすむんだろうけど、すぐには対応できない。今植物油を使っての商品開発を急ぎ考えている。試作もする。ピンチはチャンス。いい機会かもしれない。脱バター、減バター。健康のためにもこの路線は大事かもしれない。

  2011.09.04

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• SHERLOCK　　　　８・２６

  NHKのBSで、月、火、水と３夜連続で放送した。もしも、あの名探偵が現代に生きていたら・・・・という設定。２１世紀のシャーロック・ホームズは大活躍する。録画して、今じっくり見ている。面白い。イギリスのドラマって「流石シェークスピアの国」って思う瞬間がある。よく出来ている。機会があったら見てください。これだけ面白いんだから、きっと再放送があるはず。 ちょっと何かしてると、もう話がわからなくなる。日本の刑事ドラマとはわけが違う。ワトソン君もいいしね。  今日は父ちゃんもいない事だし、夕飯を作るモチベーションがわかない。売れ残りのパンで簡単に済ませた。ミシンが直ってきた。フットコントローラーを交換しただけ。どこからか中古を探してきて、６３００円でかわさせられた。高いのか安いのかわからないけど、中古なら、またいつ壊れるかわからないのに、人の弱みに付け込んで糞っ！縫いたい物のがいっぱいあるけど気分が害されて面白くない。もしまた壊れたら今度は違う所で買おう。機械は修理して使い続けたい。部品交換だけなら専門職とは言えない。この頃修理の出来ない専門店ばかりになった。

  2011.08.26

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• 如水館ｖｓ能代商　　　　　　　８・１６

  土、日、月と両親の墓参りに御殿場に帰省していました。御殿場は今ではアウトレットで有名だけど、明治の昔から避暑地で御用邸もある。ビールを飲んでも汗が出ないほど涼しい。そこから戻ったら小松はうだるように暑くて、12時まで我慢したものの、エアコンを入れてしまった。エアコンの効いた部屋で能代商と如水館の延長12回を観戦した。スポーツの魅力はひたむきな”人の魂”にあるよね。もちろん魂だけじゃ話にならないけど、魂がなくては話にならない。能代のピチャー保坂君の、東北人らしい、粘っこい、感情を抑えたひたむきな投球に心を打たれた。かつそれを支えるナインの素晴らしい鍛えられた守備。この炎天下で凄い。ＴＶが地デジになって、選手の表情もあからさまに映し出す。不安な表情、不満な表情、満足した表情、表情に見え隠れする選手の気持ち。それに呼応するように微妙に変化する勝負の女神の微笑み。9人の心と思いが綱引きをしている。  今日は夕飯は半田素麺。御殿場で少し贅沢したので、胃を休めるためにも今日はあっさりと。献立　　　　半田素麺　　焼きナスのオリーブオイル和え　　ゴーヤチャンプルー

  2011.08.16

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• パッチワークの巻きスカート　　　　８・７

  　　ようやく完成した。製作には中断があったものの半年くらいかかった。友人で、着物のリーフォームをしている子がいて、その子から銘仙の端切れをもらったので、繋げているうちに、欲が出て、巻きスカートを作る事を思いついた。銘仙は大正・昭和の頃の和服の布で絹織物である。薄くて軽いけど、堅牢とは言えない。そんな種類の布です。いったん水に通してから裁断したものの、布ごとの収縮率というのか、縮み具合があって、繋ぎ進めるといろいろ不都合が生じて、投げ出したくなる事があった。最後は意地で仕上げたようなもんだ。着心地は素晴らしい。絹だから軽いし、冬は暖かく、夏は涼しい。裏地は、綿と化繊の混紡の高級品を（メートル1500円以上した）使ったので表地とのなじみはいい。思いのほか派手に仕上がったので、上はあっさり白いTシャツなんかが合いそうだ。写真は、モデルが悪いので、フローリングの上に置いて撮っている。スカートは広げると1枚の布になり、左右についた二つのボタンで止めるようになっている。前はセミタイト、後ろはフレアーで型紙を作ったので、少しはほっそり見えるかもしれない。

  2011.08.08

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• 加賀刺繍　　　　　７・３０

  癒し＋雑貨マルシェという催しが小松市航空プラザであって、加賀刺繍の体験をしてきた。加賀刺繍は加賀藩の伝統工芸で、一度やってみたかった。糸はミシンに使うくらいの糸で、当たり前だけど難しかった。航空プラザは体育館みたいな所でなんといっても暗い。老眼の進んだ眼には厳しかった。私に教えてくれた人は、３０代くらいの女性で、朝９時から夕方の４時頃まで、窓際に席に座って仕事をしているという。根気のいる厳しい仕事と感じた。こういった人たちの手によって伝統工芸は引き継がれていくと思うと、古臭くて、高価なものという範疇でひとくくりにしないで、もっと売れて仕事になる、現代風に販路を広げた産業に育っていく道はないのかと考えてしまう。   この布切れは、今作っている、銘仙の古布で作っている、パッチワークの巻きスカートに、ワンポイントで入れる予定。

  2011.08.01

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• 復興支援の市民ファンド　　　７・２１

  今晩のＮＨＫ、クローズアップ現代で「市民ファンドが被災地を支える」という番組をしていた。金沢にも"ピースバンクいしかわ”という市民ファンドがあって、起業しようとしたり、事業の拡大を考えている人を支援するファンドがある。（自分も少し出資してます）世の中の為になる事業を支援したい。借し剥がしなどする金融機関でなくて、自分たちの応援したい事業に、出資して、社会を変える手助けがしたい。そんな思いで私は出資している。ノーベル平和賞を受賞した、グラミン銀行のようなソーシャルバンクをイメージしたらいいと思う。それを被災地の企業を対象に出資するファンドがあるらしい。義援金も良いけど、これはもっと実用的かもしれない。一人一人は少額でも、日本中から出資者が集まれば大きな力になる。番組ではふかひれの加工場の再建に対して、事業再建計画を説明し、それを聞いた人が直接ファンドに投資している。投資した方はその後の再建が気になるし、投資してもらった方も責任とやりがいをより強く感じている。うまく回ったらこれは大きな復興の力になるかもしれない。私もただ義援金をさし出すより、お金が生きた形で使われる方が気持ちがいい。もう少し連続して取材をして、いろいろ教えて欲しい。 今日は写真を撮り忘れました。今日の献立　　　　ナスとズッキーニの味噌炒め煮　　野菜の梅酢即席漬け

  2011.07.21

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• 有峰湖へ行く　　　　７・１８　　海の日

  三連休最後で、ようやく父ちゃんに休みがあたり、本人の希望で有峰湖に行く。有峰湖は、ダム湖で、立山連峰の西の端薬師岳の登山口でもある。30年前、結婚して初めて行った、薬師岳から、雲ノ平、三俣蓮華、槍、穂高、と６泊の山行のスタート地点である。バスの終点、折立は昔のとおりだった。（違う所もあるけど、大きな木だけは変わらずにあった）私より高齢の登山者が次々太郎平を目指して登って行った。台風が近づいているのに大丈夫かなぁと思いながら見送った。有峰林道は幸運にも岐阜県に通りぬけが可能で、有峰湖を半周してから富岡に抜けた。途中薬師岳も見えたし、遠く、たぶん、水晶岳、乗鞍、御岳も見えた。（ラッキー！！）森林限界を超えた山々の肌は美しい。岩の色、木の色、空の色。北アルプスの色だ。久しぶりに、恋人でなく、親友でなく、懐かしい知り合いに会ったような気分だった。  夕ご飯は、富岡の道の駅で買った高級ウインナーをジュージュー焼いて簡単に済ます。ビールが美味い！

  2011.07.19

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