■ヨーロッパのクリスマスケーキ

2009.12.16

シュトーレン　クリスマスを待ちながら
http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/

シュトレン
提供: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

http://fr.wikipedia.org/wiki/Christstollen

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パンデピスは、直訳すると「スパイスパン」。
オレンジと蜂蜜、そして八角、シナモン、クローブ、しょうが、ナツメグ等のスパイスによって香り立つPain（＝パン）Epice（＝スパイス）という意味を持つお菓子です。
その歴史は古く、11世紀のヨーロッパにさかのぼります。
その当時、アルメニア人の司教が亡命してきたフランスのピティヴィエ（オルレアネ地方の町）において、フランスで最初のパンデピスの歴史が誕生したといわれています。
パンデピスは、小麦粉と蜂蜜をベースにした生地にスパイスで香りをつけ、パンのように発酵させて焼き上げています。

「シュトーレン」は、いろいろなスパイスが入ったブリオッシュ生地に、熟成したラム酒につけたオレンジコンフィやレモンコンフィ、ゴールデンレーズン、カレンツ、ローストしたアーモンドとマジパンを入れて焼き上げた伝統的なお菓子です。
もともとドイツで始まったこのお菓子は、別名クリストーレンとも呼ばれ、クリスマスの時期に4ミリほどにうすくスライスしたシュトーレンを、ヴァンショー（赤ワインにスパイスやオレンジを加えて温め、香りを出した飲み物）と共に食べるという伝統が500年も前から今なお続いています。
シュトーレンのその特徴的な形は、イエス・キリストが生まれたとき、乳母車で眠っている様子を表しています。
ピエール・エルメの「シュトーレン」には一般的なものと比べて、たくさんのフルーツやナッツが入っております。

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Last updated 2009.12.16 07:40:44