2006/04/01(土)01:49
『THE LONG SEASON REVUE』
昨日予告しましたように、フィッシュマンズの映画『THE LONG SEASON REVUE』を観ました。
館内で「SEASON」がBGMでかかっていて、観る前から聴いているだけで涙が出そうでした
フィッシュマンズは、99年にボーカルの佐藤伸治くんが亡くなり、活動停止してました。
今ではスカパラの名物ドラマーの茂木欣一くんが、05年にボーカルを多数のゲスト・ボーカルという形をとってフィッシュマンズの活動を再開させました。
最初が夏フェスのライジング・サンからライブを始め、11月には東京、名古屋、大阪とツアーをさせました。
東京のライブは、私はSHIBIYA AXの前にいながら観ることができませんでした。
だから、ぜったいフィッシュマンズのライブ映像を観たかったのです
映画の中のフィッシュマンズの歌を聴いて、体中から涙が溢れて、止めることができませんでした。
ゲスト・ボーカルだったクランボンの原田郁子さんやUA、ハナレグミの永積タカシくん・・・佐藤くんの歌い方と全然違うけど、でも彼らたちの歌は”フィッシュマンズ”そのものだったのです。
演奏する欣ちゃん、ベースの柏原くん、オッキー・・・みんな音楽が楽しくてたまらない、フィッシュマンズを演奏することに最高に楽しんでいるのが映像を通じて、私にも伝わってきました。
彼らの演奏しているライブを観たら、私もそのステージで歌いたくなりました。っていうか、私がそのステージにいないのが悔しいくらいジェラシーをしてました。
この映画のテーマである「THE LONG SEASON」は、「SEASON」のロング・バーションです。
「SEASON」は、この時期聴くと必ず涙ぐむくらい胸が痛くなる曲です(秋の歌なのに、桜のシーズンに思い出す)。
このライブでの「THE LONG SEASON」のゲスト・ボーカルは、山崎まさよしだったのです!
山崎が最初のフレーズを歌った時、全身の血がかけめぐり体中が熱くなるのがわかりました。それくらい衝撃が走り、山崎とフィッシュマンズとが「溶け合った」のを体験しました。
ホントに「THE LONG SEASON」は長~い曲なので、演奏者が演奏力とスピリットを追求しているようでした。
途中で、パーカション担当のASA-CHANG(元スカパラメンバーであり、創始者)が演奏に加わり、ASA-CHANGと欣ちゃんのパーカッションとドラムのセッションは、力強いものを感じました。
オッキーの口笛でフレーズを吹いたのも、熱くなって涙がでました。さすがオッキー、名曲「君と僕」の口笛演奏者だね♪
アンコールの時の欣ちゃん他、みんな充実感でいい笑顔してました。
彼らの笑顔を見ていただけでも、私もニコニコしちゃいます。
欣ちゃんの笑顔は、ホント、ヒトをHappyにさせてくれます。Make me Happy!
でも、ギャラン・ドゥーのへそ毛は見せなくていいですから(笑)
映画の最後に、佐藤くんが生前ライブで歌っていた映像が流れてました。佐藤くんの歌い方は、泳ぐように歌っています。歌っている気持ち良さが体でダンスしているんだね。
すばらしくて、ナイス・チョイスな瞬間!
私はこの映画を観て改めて、フィッシュマンズに出会えて良かった!
フィッシュマンズは私にとって魂の音楽です。
欣ちゃん、ありがとう!
映画上映が終わったのが、夜の11時半すぎていたけど、渋谷の真ん中でフィシュマンズの歌を小声で口ずさんでました♪
3月31日だっていうのに真冬ような寒さだったけど、心は感動でいっぱいで暖かったです。
私の本当の夢をここで発表しちゃいます。
茂木欣一さんと会って、フィッシュマンズについて対談すること!
対談は、私が作る小冊子に掲載する予定・・・ってナンもプランはないのに!
『THE LONG SEASON REVUE』は、映画としてもスバラシイので、長期ロードショーするでしょう。
また観に行こうかな♪
ぜひ、フィッシュマンズの生ライブを!