119804 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【ログイン】

☆ こころのくすり ☆

O先生への手紙

◇自殺未遂後

 「通院しているクリニックに行ってください。」


 O先生・姉・わたし 
 1時間30分 話し合う。

 なぜか、0先生を怒らせる。





◇O先生への手紙


---------------------------------------------------------------------

O先生へ

言葉ではうまく伝えられないと思い、手紙にしました。
「Oクリニック」に通院し、もう9ヶ月がたちました。
始めは、毎日の生活がいっぱいいっぱいで、クリニックに通う事さえ緊張していました。
でも、数カ月が過ぎ、段々とクリニックに行くことが一つの心の支えになっていました。
それは、もう一人で悩まなくていいんだと思えたからです。

一度、先生が
「昔の心情的な事をあまり話してくれない」と言っていたかと思います。

私は、誰に対しても自分の辛い部分の話が苦手なのです。
とても怖い。とても怖いんです。自分の人格を全否定されてしまいそうな…、
話す事で、思い出してしまう事が、とても怖いのです。
人から見ればもしかして、たいした事じゃないかも知れません。
でも私にとっては、たいしたこと、なんです。
自分はとても弱い人間だなぁ、と思います。本当は、もっと強くなりたい。

でも、私は頑固にも先生の方針を拒んで、自分の考えでなんとかしようとして来ました。


でも、その結果が「自殺」です。


この3度目の自殺は本当に本気でした。
「生きる」事と「死」との境界が薄くなっており、
とても淡々とたくさんの薬を飲みました。
心もなぜか穏やかでした。

今思うと、とても恐ろしい事をしていたんだな、と思います。
目が覚めた時、病院のベットにいました。朝でした。

看護婦さんが近付いて来て、


「…あ、死ねなかったんだ……。」


と最初は、失敗してしまった…と言う気持ちが半分、ホッとしたのが半分でした。

すぐ、母が近付いて来ました。
私は子供のように泣く母の頭を、よしよし、と撫でてあげました。
…自分が泣かすような事をしたのに…、おかしいですよね。

どうやら、体温が28度まで下がり、死ぬかもしれない、意識障害が残るかもしれない、と医師に言われていたそうです。
私は、まるで他人事のように聞いていました。
部屋のベットから落ちていたそうですが、薬を飲んだところからの記憶がありません。

朝「パンを一枚食べたら点滴取ってあげるよ~。」と看護婦さんに言われ頑張って食べました。
トイレも管からでしたが、お昼を少し食べて、やっと看護婦さん付きでトイレに行けました。
(こんな感じだったはず。なんだか夢と混じってこの日の記憶がごちゃごちゃしているんです。)

この日のお昼に退院し、そして先生のところに行きました。
実はこのあたりも記憶が少しあいまいなのです。
まだ少し体もフラフラし、何だかもうひとりの自分が自分を見ているような…そんな感覚がずっと続いていました。
(病院でも、いわゆる幻覚?のようなものを見てしまいましたし。でも幻覚は否定です。そんなものは現実にはないのです。はい。)

姉も交えて、お話をしました。
確か、私が、とても先生を怒らせることをしてしまった(自殺も発言も)と記憶しています。
何か同じ事の押し問答のようになっていたと思いますが…。
とっても失礼なんですが、内容が思い出せません…。
先生がとても憤慨され、「オレをバカにしてるのか!」と言われた事は憶えているんですが…。
私はそう言われてもしょうがない態度だったと思います。



あの日から、ベットは撤収され、母の隣で眠っています。
私の手を、ぎゅっと握って眠る母に言いました。

「もう、死なない。死んだりしない。生きていく。だから心配しなくていいよ。」

退院から数日たって、【死】と言うものはとても大変なことだと、そう思いました。
今さらですが。自分ひとりの命じゃない、その言葉を今はしみじみ実感しています。
家族や、周りの人達にたくさん辛い思いをさせてしまいました。
もし、これが逆の立場だったなら…と思うと本当になんて事をしたんだろう、と思います。

ただ一つ言える事は、今、生きていて良かった。
本当に心から思います。

生きるのなら、楽しく生きたい。
生き易く、人に優しい、柔軟な人間になりたい。

今まで、とても生きづらい生き方をしていたんだ、と思いました。
わざわざ、自分から不安を見つめ、大きくしていたように思います。
これから、生きて行くためには自分自身の力、家族や周囲の人の力、そして先生の力が必要なんです。
もしかしたら、もう、あきれられているかも知れませんが、生きて行くために、先生の力をかして下さい。
考え方を変えていくのは、とても大変なことだと思います。
でも、がんばりたいと思っています。

これからは、先生の助言にもっと頼って、そして楽に楽しく(辛い事も含めて)生きて行ける自分でありたいです。


よろくしお願いします。


2005/12/20   いっこ





 ・・・・・この時は殊勝なことを言っていたんですねぇ。
 
 我ながら、あきれます。
 
 胃洗浄って、起きた時、キモチいいんですよね。
 起きてる時、胃洗浄すると二度とやるまい…!!!と思う程、苦しいらしいですが。
 この手紙の時は、気分がハイになってたんですよねぇ……。

 この後、この手紙の言葉を忘れて(笑)混沌とした世界に迷い込みます。






Copyright (c) 1997-2017 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.