日本人も中国人を笑えない。
先日(12/9)の新報道プレミアAを見ていたら、「インチキ日本語氾濫」って見出しで、中国の商品が紹介されていた。今、中国では、インチキ日本語で商品表記された商品が氾濫しているそうだ。その背景には、幾つかの要因があるようだが、番組では、「日本製品への信頼の高さ」が言われていた。やっぱり、中国国内でも、食品を始めとした中国製品に対する不安が有るようで、かわりに“日本製は安全”って認識は定着しているようだ。だから、日本製を装った中国製が氾濫する。その装い方も、所詮バッタモン。おかしな日本語になる。他の情報番組でも、同様な報道があった。最近、海外から日本へ来る観光客で、中国人が増えているそうだ。その中国人観光客の約半数は、日本で売られているブランド商品を買いに来ているそうだ。近年の中国の経済成長で、金持ちになった人々が、ニセモノでは無い、本物のブランド商品を安心して購入する為に日本に来る。先日(12/9)のNHKスペシャルでも、ニセブランド問題が、海外の有名ブランドに留まらず、中国ブランドにまで拡大して、その取り締まりにてんてこ舞いな様子が描かれていた。中国のコピー商品の問題は、以前から有った問題。でも、近年の急激な中国の経済成長が、拍車をかけて、危険なものに成ったのだろう。そこで再認識されたのが、日本製。そして、日本語商品。それが、インチキ日本語。でも、日本人も未だにアメリカ崇拝と言うか、英語コンプレックスって言うのか、英語表記の商品に弱い面がある。間違った英文が記されているTシャツを訳もわからずに着ていて、実は外国人に笑われているって事も有るようだ。今回、新報道プレミアAで、へんてこ日本語を笑っていたように、日本製のへんてこ英語が英語圏の人々に笑われている。気を付けないとね。