真弓鑵子塚古墳に行って来たよ。
7日に発表された『真弓鑵子塚古墳』の現地説明会に行ってきました。今日は、奈良では珍しい大雪!朝、起きた時はそうでもなかったのに、あれよあれよとゆうまに積もってきました。そんな中、現地説明会が行われたのですが、私が行ったのは2時ごろ・・・。3時までの予定だったので、終わりのほうですね。それでも、行列ができていましたが・・・。並ぶ事、30分ほどかな? 雪の降る、普段はほとんど人が通らないような、山の脇道・・・。徐々に、見えてくる古墳の外観にワクワクと期待感が高まってきます。ついに、その入り口へ差し掛かったときは、おもわず声がでちゃいましたよ。wすごい・・・! 人頭大の石で石室への入り口が蓋されていたんでしょうか?その上には、巨大な石が見えています。 大人が屈んで入れるぐらいの入り口をくぐると、石で作られた巨大な空間が・・・。素晴らしい・・・・・・・どうやって作ったんでしょうか?そうですねぇ、大人が20人ほどは入れるでしょうか?(今日は、見学の為の通路が作ってあったので、10ほどしか一度には入れませんが・・。)頂いた資料によると、石室は入り口の羨道(せんどう)を含め全長19メートル以上。棺を置いた玄室(げんしつ)は長さ約6・5メートル、幅約4・4メートル、高さ約4・7メートルだそうです。(約18畳ぶんですか?)しかも、床面に幅30cm深さ7cmの排水溝が設けられています。残念ながら、石棺は盗掘時に破壊され外へ持ち出されていて、発掘時にはすでになかったそうです。墳丘の北側と南側には地滑り跡があり、玄室床面や、東側壁の一部にも亀裂が生じてます。これは、過去の南海地震の影響によるものと考えれるそうですが、M8クラスの地震の影響を受けていても、亀裂こそは入ったものの石を積み重ねただけのものが、崩れていないって所がすごいですよね!どんな技術と計算で作り上げたんだろう・・・?とはいうものの・・・、あれほどの巨大な石が積み上げられた石室の中はちょっと、怖かったです。w奈良に住み、このような遺跡が発掘され発表された時、すぐに現地へ飛んでいける環境に恵まれた事は、本当にうれしい事です。日本全国から、今日の説明会の為明日香まで、こられた方たちもおられたでしょうね。珍しい雪の明日香を観ていただく事も出来て、今日はラッキーだったのではないでしょうか?不確かな情報ですが・・・(って書いてもいいのかな?w)4月ごろからは、いつでも見れる常態に整備されると小耳に挟みました。w(間違いかも知れませんよ・・・。)見逃された方は、春までしばしお待ちを・・・w是非、桜の舞う明日香と、真弓鑵子塚古墳を見に来て下さいね。今日は、古代人の偉大さに敬意を表すると共に、ロマンを感じ過ごす事ができたとても幸せな一日でした。ほんと、人間ってすごいですね!