大山鳴動して整理券復活の不思議
モビリーデイズに振り回されている広島の公共交通、先日ついにPASPYが使用できなくなった。利用者は新しい乗り方に合わせるしかないのだが、ここにきて明らかになったのは交通系IC利用時に整理券を取る必要があるケースの存在だ(´ . .̫ . `)IC乗車券「パスピー」の利用終了 新乗車券の使い心地は? 広島パスピー終了で「どこにかざすか分かりづらい」 広島の路面電車とバス モビリーデイズとICOCA混在ターミナルで乗客に向かって「ICOCAのお客様は整理券をお取りくださ〜い」と大声でアピールするスタッフ。昨日までPASPYで乗車していた人たちは一様に「はぁ?整理券?そんなバナナ!」と思っただろう。乗車時も降車時もピッとやるだけで済んでいたICカードのメリットを放棄し、令和も7年目の今になってまさかの整理券復活である。なんつー退化だと呆れているに違いない。乗客の手間も増えたが、ドライバーはもっと大変だ。乗客が交通系利用と分かると端末を操作し、その後に読み取り部はこちらと案内する。整理券を取ってない人には乗車停留所名を訊いて端末操作。残高不足が判明したらたぶん現金精算だろうから二度手間だ。乗客一人一人にこんなことをやっていたら、円滑な運行を大いに損ねることになる。もちろん乗客は自分の精算操作が終わるまでバスから出られない。広電グループ上層部はモビリーデイズの普及に期待しているのだろうが、元が悪評紛々なのだから大幅な改善がなされないと期待以下に終わるだろう。ことここに至って今すぐやれる解決策は紙の回数券を出すことしかないと思う。整理券を取らせる時点でアナログなのだから、回数券復活もアナログ化の一環として乗客に受け入れられるだろう(∩´∀`)∩