チョギ　マリャ　ネガ　イッチャナ

機内は満席ではないが7〜8割は埋まっている。北海道観光に来ていたアジョシ＆アジュンマ層が中心だが、日本人女性も割と見かける。道中機内照明が落とされるのが今までの日韓線にない特徴で、乗客もサンシェードを下ろすものだから暗くて電子書籍など読んでいると疲れる。降下を始めたと思ったら上昇したりする。滑走路がなかなか空かないのだろうか。

ややダイナミックかなといった印象の着陸。ボーディングブリッジからターミナルビルに向かう道中は、見知った金海空港のそれとは少し違い、小規模なリニューアルがされたようだ。しかし入国審査場は昔のままだ。並び始めが1951で2005に入国したので14分所要。

楽天モバイルは少々手間取ったが再起動させると繋がる。もうWiFiもガラケーもレンタルしなくていい。水を1本買っておきたかったが、セルフレジというにはあまりに簡素な無人コンビニを見つける。売っているのは飲料中心。水のバーコードを読み取りWOWPASSを読み取ると決済完了した。

軽電鉄に乗り沙上でバスに乗り換える。しかし186番の電光表示は19分後に到着とあるので、すぐ近くの店でテジクッパなど食してから乗るべきか迷う。20分以上かかるなら迷わず入っていたが、もう一度電光表示を見ると17分に変わっていたのでそのまま待つ。このバスは宿のある西面には行かず伽倻駅から南下してしまう。なので伽倻駅で108番に乗り換える予定。

186番が来たので乗り込む。道中カカオマップを見ていると、108番はすぐ後ろを追走している様子。これ幸いとばかりに伽倻駅よりも手前で降りる。1〜2分程度で108番に乗れた。このバスはEVなのはいいとして、社内のあちこちに何故かぬいぐるみが飾ってある。ご自由にお持ちくださいではないのは当然としても、これがあるせいで混雑時は掴み棒が掴みづらい。日本だと急ブレーキの際に安全性が確保できないとして却下されるであろう装飾だ。空いていたバスは西面から沢山乗ってくる。

ポムネコル駅で降りて宿に向かう。もう21時半過ぎだがパリバゲットが開いている。オープンは22時半までなので腹が減ったらここに来よう。宿がある場所はまさしくモーテル街だった。チェックインしてカードキーをもらう。かなり広めの客室。バスタブはよくある五角形。温水洗浄便座はちゃんと使える。特徴的な設備はLGスタイラー！だいぶ前に光州で泊まった際に見つけてびっくりしたがそれ以来だ。いろいろメニューがある中で自動乾燥を選ぶ。1時間半みっちり回すとほんのりあったまるので気持ちいい。

この辺は遅くまで営業している飲食店がなく、西面まで出て24時間営業のテジクッパ店という選択になってしまう。朝早かったのでもうそんな元気はない。日本から持ってきたラスクなどをアテに、新千歳制限エリアのTAXFREE店で買った梅酒を水で割って飲む。確か1800円で、ベトナム行きの際に成田で買った美味しい梅酒とは比較にならなかった。歯磨きだけして早々に床に就く。

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