【今年８月】


優柔不断なＩＳくんとさば子。

「何食べようかぁ～」なんて言いながら、時計を見るともう２１時。



ＩＳくんが車を飛ばし、到着したところは神戸ポートピアホテル。


車を降り、あわあわしながらＩＳくんについて行った先は、３１階のレストランバー。





タキシード姿の店員さんに案内され、席に着くもさば子は落ち着きません。

目の前の夜景なんて気になりません。

後ろから響いてくるピアノの生演奏。

軽率に頼んでしまったグレープフルーツジュースが上品にかつ遠慮がちに注がれている器の高級感。

見るからにハイクオリティ的な客層。






「きょろきょろすんなってぇ～」（ダメだしNo.3）






（注：一応、大人ぶっては見たんです。）







【今年９月】


城崎マリンワールドへお出かけ。



夜中に出て、城崎マリンワールドの駐車場で開園まで仮眠を取ることに。






「おい！開園時間回ってるで！」






（注：城崎に行きたいと提案したのはさば子です。すいません。）





その後イビキをかいていただの、さば子がいらないと言っていた掛け布団を持ってきて正解だっただの、寝起きからすごい白熱したトーク。



勘弁してとさば子の顔が物語っていたのでしょう。






「お前、寝起きいいって言ってたやん？ええ格好言うなってぇ～」
（ダメだしNo.4）






ゲートを潜ってすぐ鮎釣りコーナーがあり、ＩＳくんは大興奮。


借りた釣竿を手にし、いざ釣り１本勝負。（糸が切れたら終了というシステム）





「さて、お前に釣れるかな？」と半分バカにされるも、さば子は必死で粘りました。






釣り結果。







さば子　 ７匹。

ＩＳくん　０匹。






（注：言いだしっぺはＩＳくんです。）






この７匹の鮎をから揚げにしてもらい、そろそろちょっと早めのお昼ごはんにしようということに。






（いただきます！）






「この鮎、生臭くない？」






（注：釣ったのは、全てさば子です。）






そして、いよいよ館内へ。




いろんな種類の魚が泳いでいました。

ゆっくり歩きながら魚を観察。







「おい！何をしにきたんだ？！」






とさば子に怒鳴るＩＳくんに目をやると、イソギンチャクに首ったけ。






（注：城崎に行きたいと提案したのはさば子です。）

 

 

 

「おいおい、○○くんおるってぇ～」

 

 

偶然にもこの日、バッタリ中学の同級生と遭遇。

 

さば子はどの人だかわからず、きょろきょろしながら歩きます。

 

 

（どの人？？）

 

 

「ほら、あの柵にもたれ掛かってる人やって。」

 

 

（ぁあ！！あの人！）

 

 

「だからお前、人を指差すなってぇ～。」（ダメだしNo.5）

 

 

（注：完全にＩＳくんの誘導にひっかかってません？）

 

 

【今年１１月】


ＩＳくん、帯状疱疹にかかります。



さば子の知識では帯状疱疹＝ストレスだと思っていたので、

日頃のストレスが溜まって…と心配になり、電話をかけます。






（どう？大丈夫なん？）






「大丈夫？…うん、大丈夫…。…エヘッ。」






（エヘッて…）







初期に疱疹が出始めていたものの、仕事が忙しく病院に行けず、何の病気かもわからず…

２週間経った頃には、腰痛がひどく身体が動かなかったそうです。

駄目だと思い、病院にいけば医者に






「ＩＳさん、来るの遅すぎるわぁ～。もう治りかけてます。」







と言われたそうです。






（注：本人は単なる帯状の虫さされだと思ってたそうです。）










さば子の心配をよそにＩＳくんは、いつもと変わらず今日も仕事に励んでいることでしょう。

そんなＩＳくん、今となってはさば子にとってとても心強い支えとなっています。



いつまでもさば子に良い刺激を与えてくれること、

いつまでもさば子の傍にいてくれることキボンです。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　→　さば子のキボン　<完>