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なりぽん@厭離庵

夏の日


     
夏の日


夏の日 ふたりで河原に行ったら
川は
自分が河から川になり得た様を
編年体で
我々に語った

憎々しくはない
夏の日の陽が
川面を射殺していた

その側で
ふたりは
バシャバシャと
騒々しく水音をたてて
興じた

男は
自分が大層なことをしてしまったと考えている
女は
抒情のない風景だと感じている




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