2006/03/28(火)21:14
身障者だが‘俺の周りでタバコを吸わないでマーク’を作ってくれ~国会はさっさと全面禁煙にしろよ~
今日、昼飯を食べに出かけた時だ。
混雑していたので相席になった。
それ自体は全く問題ないのだが、実はこの店は禁煙ではない。
それでも、昔はテーブルに必ず置いてあった灰皿は無く、吸う人間が持ってこなければならない。
我々がオーダーを済ませた後に、二人の男性の若者がやってきて一人が手に灰皿を持っていた。
二人そろって、テーブルに携帯とタバコを置く。
‘あちゃ~~~’と思っていた時に、注文の品が運ばれてきた。
食べ始めようとした時に、ひとりの男の手がタバコに掛かった。
私の真正面の男である。
そこで、私は意を決して口を開いた。
‘すみません、実は私は心臓病なのでタバコ控えて頂けませんか。’
男は、チョッと驚いた様子だったが、不機嫌になるわけでもなく
‘あぁ、わかりました’と答えてくれた。
妻も‘どうも、すみません。直ぐ食べ終わりますから・・・’とアシスト。
実はこの遣り取りは、隣のテーブルの女性をも牽制していた。
そこには、おそらく‘お水の花道’(フルッ!)の二人がいて、
ひとりがヴィトンのシガレットケースを置いていたのだ。
もう直ぐ、食べ終わりそうだったので、食後の一服をしそうだったのだが、
我々の遣り取りを聞いたせいか、結局は吸わずに席を立った。
妻も私も、通常よりかなりの‘早飯’で食べ終えた。
席を離れる時に‘どうもご協力有難う御座いました’と告げたが、
‘いいえ、どうも’と恐縮していた。
世の中では、駅員に喫煙を注意されて逆切れ暴行なんてニュースも耳にする。
まあそれは、ごく一部の喫煙者であって、多くの人は‘遠慮して下さい’と言われれば、
それを理解できる人だろう。
しかし、海外のように或いは日本にいる外国人のように、吸う前に自ら
‘吸っていいですか’と訊ねる人には殆どお目にかかれない。
要するに被害者が加害者にお願いする構図なのだ。
数日前に、身障者の車椅子マークの話を書いたが、心臓疾患の私としては
それを返上してもいいから‘俺の周りでタバコを吸わないでマーク’でも作って欲しいものだ。
その場所が禁煙であれば、喫煙者も‘観念’する。
そもそも喫煙者でさえ、食事中に目の前で‘パァ~’とやられると味を楽しめないと言う。
早いところ、禁煙先進国並みに屋内は完全禁煙にして欲しい。
それにしても‘受動喫煙の防止’を謳った健康増進法が施行されてから、もう直ぐ丸3年になる。
しかし、その法律の趣旨はロー・メーカーには理解されていないようだ。
以前、自民党の部会が禁煙化されていないことについては、電凸記事を書いた。
はたして、この要望は通るのだろうか。
禁煙推進議員連盟:国会も全面禁煙を 要望書提出へ
超党派の衆参両院議員でつくる「禁煙推進議員連盟」(会長・綿貫民輔国民新党代表)は22日の会合で、4月1日から国会内を全面禁煙とするよう衆参両院議長らに申し入れることを決めた。一両日中に要望書を提出する。
国会が完全禁煙のラスト・プレイスなんていうのはシャレにならんぞ。
喫煙可の店に行くと、辺りを見渡しながら、なるべくタバコを吸いそうにない人間のそばに座る。
先入観としては、いわゆるブルーカラーを避けたくなるが、実は私の個人的な統計に寄ると、
一番性質の悪いのはホワイトカラーだ。
若い女同士も結構ヤバイ。
実際、今日も店を出たら、食事を終えた作業服姿のふたりが外で‘シュボ’とやっていた。