なりぽん@厭離庵

2009/10/10(土)15:58

ヤンキースがALDSで2連勝~ポストシーズン・ダメダメA-Rodが2009年はclutch~

私のワードでは‘A-Rod’と‘clutch’と言う単語を並べると‘要検討’という警告が出る。 ポストシーズン中は警告がもっと強烈で確定しようとすると‘Are you sure?’とメッセージが出る。 勿論全部ウソだがGoogleが情報連動型のワードを開発したらそうなってもおかしくない。 但し、2009年のポストシーズンのA-Rodは‘一味’いや‘七味’ぐらい違う。 レギュラーシーズンの後半からそういう傾向があったが、ポストシーズンになると ‘人が変わる’から当てには出来なかった。 それがゲーム1で2度のタイムリーヒットを打った。 今日のゲーム2でもチームの最初の得点を叩きだした。 ここまでの3回はすべてシングルヒットによる1打点だった。 そして2点ビハインドの9回、打った瞬間HRを確信した同点弾を放ったのだ。 試合は延長に突入し、最後はテシェイラのサヨナラ弾でヤンキースが4-3で勝利した。 テシェイラがパイを浴び、チャンピオン・ベルトはロバートソンがゲットした。 しかし、個人的には今日のヒーローは文句無しにA-Rodだ。 一体何が変わったのだろう。 よく冗談で‘何か悪いものでも食ったのか’と言うが・・・。 昨日は笑顔でスタンドにいた‘彼女’は今日はその姿が映し出されなかったが、 俗に言う‘あげまん’なのだろうか。 現地の書き込みにも‘Kate Hudson must be a performance enhancer.’ 理由は何にせよ、ポストシーズンに関してはチームのライアビリティだった男が アセットに変貌することは、まさにダブル・イフェクトになる。 彼本来の実力に‘clutch’という要素が加われば目標達成に欠かせない大きな戦力だ。 チームの勝利は色々な問題も洗い流してくれる。 相性を尊重して正捕手なのにベンチスタートを強いられたポサーダ然り、 今日のゲームの中で貢献できなかった選手達(松井も含む)然りだ。 全員がホームでテシェイラを迎え歓喜のジャンプをする。 今のヤンキースにはチームとしての一体感が感じられる。 ところでしばしばNYYにとってLAAは天敵だと言われるが、 MINにとってのNYYはその比ではない。 子供の頃から‘相手の立場にたって考える’ことを教育されてきた私だが、 ツインズのファンの心中を察してみよう。 2点リードで守護神ネーサンが打たれ、大ピンチを凌いだ後の大チャンスもいかせなかった。 何のためにいるのかわからない外野審判の明らかな誤審もあった。 これで今年のヤンスタでの試合は通算で0勝6敗、そのうち4試合がサヨナラ負けという異常事態。 明後日、0勝3敗の地元で一矢報いることができるか。 ヤンキースとしては勿論‘2009年完全スウィープ’を目指す。

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